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ピエール中野が語る、V-MODA×ローランドが生んだ“今までなかったヘッドホン”「M-200」

聞き手:高橋 敦/構成:編集部 小澤麻実

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2019年12月26日

ドラマー/DJ/ヘッドホンファン…様々な視点から見た「M-200」

—— 中野さんは、ドラマーでありDJであり、そしてヘッドホンファンであり…と、様々な視点をお持ちかと思います。M-200のサウンドについて、視点が変わると評価も変わったりしますか?

中野氏:そうですね、まずV-Drumsの練習に使ってみたんですけど、楽器の音も叩いたフレーズも分かりやすく見えてくるから、楽器練習に向いてると思いました。余計なマスキングとかなく、狙ってる音を作り込めるから、音楽制作的にもいい。楽器練習とか制作とかの用途なら、今までのV-MODAヘッドホンよりも断然こっちが合うと思います。

ただDJユースで言うと、今までのV-MODAの低音の効いたサウンドが向いてるなと。でっかいスピーカーからガンガン音を出してるクラブの現場でモニターするときには、その方が会場の音とヘッドホンの音のバランスが良くて調整しやすいんですよ。

DJプレイや打ち込み系との相性に定評のあるV-MODA。新基軸となる「M-200」はモニターライクなサウンドで、楽器練習/音楽制作/リスニングと様々に活躍する

—— ではリスニングヘッドホンとしては?

中野氏:モニターライクな音を好む方にはかなりハマるんじゃないかなと思います。割と万能なんですけど、特に打ち込み系サウンドはすごくよかったですね、クリアで。シンセサイザーとかも気持ちよく聴けました。

—— 打ち込み系というと、普段リファレンスにされてるPerfumeさんとかNegiccoさんとかを聴かれた感じでしょうか。

中野氏:そう。石野卓球さんとかも聴きましたけどすごくよかったですよ。低域がそこまで強くないんで聴き疲れしないし。自分のバンドのサウンドもよかったです。自分が演奏してるからなのかも知れないですけど、何やってるかを聴き取りやすい。

—— 僕も試聴しましたけど、音の分離はいいけど聴き疲れはせず、という感じですよね。耳を凝らせば細部まで見えるけれど、聞き流しているぶんにはそんなに意識させない、という。

中野氏:それと、エージングで結構音が変わるのも面白いなと。

—— どんな感じの変化だと思われましたか?

中野氏:最初は解像度が高いぶんバラツキがある感じというか、特に中高域の帯域が固まって出てきて耳に当たる感じが気になったんです。中高域の音づくりってローランドの特徴的な部分で、きっと電子楽器の持つ本来の音色を再生するのに必要だからそういう傾向にしているんでしょうね。

なので1〜2日エージングしてみたら、そこの成分が落ち着いてきて。良い意味でまとまりが出てきたし、中高域の当たる部分が絶妙なところをついてくるようになりました。いい変化だと思いましたね。

—— 馴染んできた状態だとむしろ、スムーズな高音だと感じるくらいですよね。ふわっとした装着感も相まって、3時間くらいぶっ続けで聴きながら作業しても大丈夫なんだろうなっていう聴きやすさを感じました。

M-200からは作り手の熱量を感じる

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