HOME > インタビュー > 新しいくらし提案、困りごと解決、地域の絆づくり。店の価値を高めるパナソニックコンシューマーマーケティングの取り組み

PCMC 吉清和芳社長 特別インタビュー

新しいくらし提案、困りごと解決、地域の絆づくり。店の価値を高めるパナソニックコンシューマーマーケティングの取り組み

2019/07/22 Senka21編集部 徳田ゆかり
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

クレジット活用は地域専門店様にとって最大の販促策であり、大きな経営強化につながります。三井住友トラスト・パナソニックファイナンスと連携し、パナソニックショップ専用のクレジットカード「パナカード」を発行しており、お客様は価値ある商品をより求めやすくなります。お店にとっては売掛金が減り、回収の手間がない。双方に大きなメリットのある政策として、今後も強化推進していきます。

量販店様に対しては、2Qの駆け込み需要を見越した備えを行いました。増税後はさらに、量販店様においてお客様と商品との新たな出会いをご提案し、需要を一緒に創造していきたいと考えます。高価値商品は好調ですが、それだけでなく中級、ボリュームゾーンについても、それぞれに価値ある提案を実現するべく、しっかり取り組んで参ります。

パナソニックに求められているのは高価値商品、新規提案型商品と考えます。量販店様の店頭はお客様との出会いの場。そういう中で、リアルの売り場を我々としても大事にしていきたい。出会ってもらえる商品を増やす。高価値商品は見て、触って、体験していただく。価値を理解し、欲しいと思っていただく。それも一商品にとどまらず群でご提案できるように。リアルの店頭の売り場を舞台に、お客様の生活をもっと豊かにするご提案をして参ります。

ーー 東京オリンピック・パラリンピックの後のお取り組みは。

吉清 地域専門店様での取り組みは基本的に変わりません。従来同様、お客様のお困りごとを解決する価値ある商品で、新しい、楽しい、豊かな生活提案を行う。ひとつではなく、キッチン、省エネ、創蓄連携、といったもの。それらをつなぎ合わせ群でさらに新しいご提案ができる。高価値商品と群提案、さらに新規の商品や、これまでご提案できていなかった商品や普及率の低い商品もしっかりとご提案し、新たな需要創造を引き続き強化する。高価値、群マーケティング、新規、そしてリフォームといったご提案が柱です。地域専門店様と一緒にしっかりと取り組んで参ります。

需要創造をテーマに取り組めば、東京オリンピック・パラリンピック後も道は開けると思っています。家電業界は、お客様の生活に関わるすべてをお任せいただける。地域専門店様の領域はまさにそうしたお取り組みが価値提案となる。まだまだお客様へのお困りごと解決、ご提案は創っていける。期待をもてるありがたい業界で、さらなる飛躍を図りたいと思っております。

ーー ありがとうございました。

前へ 1 2 3

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE