HOME > インタビュー > ヘッドホンって震えるの!? 山本希望さん&阿部里果さんがワイヤレスでブルブル新体験

モフモフや変形も

ヘッドホンって震えるの!? 山本希望さん&阿部里果さんがワイヤレスでブルブル新体験

公開日 2018/10/18 10:00 編集部:押野 由宇
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE


山本希望さん&阿部里果さん、ワイヤレスイヤホンを体験する

oshino
さて、まずワイヤレスイヤホンですが、「スポーツ向き」となると重要なのは「動いてもぶれないフィット感」と、「汗にも強い防水性能」だと思います。

yamamoto
汗で案外壊れるんですよね。私もイヤホンを着けたままジムで運動していて壊してしまったことがあります。だから、防水はいいよ! 私からのアドバイス(笑)。

abe
そうなんですね、ありがとうございます(笑)! 運動しなくても、雨の日でも使えるのは嬉しいです。

oshino
防水性能については、例えばIPX4やIP55など “IP●●” という表記がついているので、とにかくIPもしくはIPXの隣にある数字が高ければ性能が良い、と覚えておけば大丈夫。4〜5以上あれば大体OKです。フィット感は本体の形状もありますが、自分にあったイヤーピース選びも重要ですね。

abe
これ(イヤーピース)はよく無くしちゃって、代わりに付属していた別のサイズのものをそのまま使っていたんですが、ここも重要なんですね。耳に合ったサイズだとぜんぜん変わる!

oshino
見逃しがちなんですが、イヤーピースは色々とサイズや素材に違いがあって、単販されるくらいに音と装着感に影響があるパーツなんですよ。さらにイヤーフィンと呼ばれるパーツもついていたら、さらにフィットすることもあります。これは好みもありますが。

abe
イヤホンにこんなパーツがあることを初めて知りました! 色々あるんだな…。

oshino
そしていまワイヤレスイヤホンは、首の後にケーブルを回す「ネックバンド型」と、そのケーブルすらない「完全ワイヤレスイヤホン」の2パターンが登場してきています。特に最近は、完全ワイヤレスイヤホンがどんどん数を増やしています。

abe
街で着けている方を見たことがあって、気になっていました。

oshino
このJVC「HA‐ET900BT」なんかは、三点支持の独自構造で落ちづらくしています。実際に着けてみると分かりますが、想像よりずっと安定感がありますね。だから動いても外れない、スポーツ向けを謳っています。


yamamoto
ケーブルが完全にないのって、不思議!

abe
それに、すごくフィットします! ケースも色々なデザインがあるんですね。

oshino
実は、これは持ち運び用なだけではなく、充電ケースになっています。例えばNUFORCE「BE Free5」は本体だけだとバッテリーの持ちは3時間くらいなんですが、ケースで4.5回フル充電できるので合計16時間とか再生できちゃいますね。


yamamoto
外出時に充電が切れた時のガッカリ感は半端じゃないですからね。でもモバイルバッテリーはスマホ用に取っておきたいから、「音楽が聴けない!」って時間を持て余しちゃう。

abe
長持ちするのは安心ですよね! 実際に聴いてみても、ベースの音がしっかりしていて、ワイヤレスモデルへのイメージが変わりました。でも、このタイプ(完全ワイヤレスイヤホン)は無くしそうなのが不安かも。

oshino
それはやっぱり言われがちなのですが、無くしてしまった時には片方だけ買えるとか、各社で色々な保証制度を設けてますから、 “落ち” へのサポートもしっかりしているものが増えています。

abe
なるほど…。お値段的にはどうなんですか?

oshino
ネックバンド型の方が前からある分だけ層が厚いですが、完全ワイヤレスイヤホンも1万円を切るものが充実してきたので、あまり価格差はないと言えますね。ですので、着け心地やデザインの好みで選んで問題ないかと思います。

yamamoto
そういえば、ネックバンド型は首に掛けておけるじゃないですか。ライブでも、自分の出番の前に着けて練習していて、外して首に掛けたまま舞台へ出ちゃったことがあります。

oshino
思わぬところから衝撃のエピソードが…。でも、コンビニなどで買い物する時なんか、音楽を流していなくても「ちゃんと聞こえてますよ」とアピールするために外したりしますよね。

yamamoto
耳から外してポケットに入れて、あとで「あれ、どこにやったっけ!?」って慌てそう(笑)。

abe
ぜったいやる!(笑) ワイヤレスイヤホンのデビューなので、ステップを踏みたい気もするし、ネックバンド型が良いかも。

oshino
そうなると、House of Marley「UPRISE」なんかはスポーツ向けを謳いつつデザイン性の高いモデルですね。あのボブ・マーリーをフィーチャーしたモデルなので、レゲエ感やアースフレンドリー感がめちゃくちゃあります。


yamamoto
ドレッドヘアーにしたら絶対似合う。

abe
イヤホンに寄せていくスタイル(笑)。着けたらぜんぜん周りの音が聞こえなくなりました。それに低音がしっかり鳴ってくれて、楽器がすごくクリア! バランスが良くって、聴きやすいかも。

oshino
このRHA「MA650 Wireless」なんかは、ケーブルが柔らかいので持ち運びやすく着けやすい、というタイプです。本体の左右がマグネットでくっつくので、耳から外してもブラブラしないのも使い勝手が良いですよ。


yamamoto
本当だ、くっつく!

abe
えー、便利! こちらはUPRISEとはまた聴こえ方が違って、ボーカルが前に出てきますね。ドラマCDを聴いてみたら、声が本当にきれい! オーケストラみたいな曲もすごく響きが良いですし、奥行きが感じられました。音楽に没頭できます。

oshino
ワイヤレスイヤホンも、モデルによって音作りが違うので、機能だけじゃなくてやっぱり音も確認してもらえたら、違いが感じられると思います。あとは、骨伝導イヤホンというものもありますよ。

yamamoto
あっ、骨伝導のものって聴いてみたかったんです! でも、なんでわざわざ骨伝導にするんですか?

oshino
メリットとして、耳を塞がないことがありますね。外でジョギングする際に、周りの音が聴こえなくてクルマの接近に気づかない、なんてことが起きがちです。その点、骨伝導であれば周りの音がバッチリ聴こえます。それに、直接鼓膜を振動させる普通のイヤホンより耳の疲れが軽減できるのも良いところです。

abe
確かに、外でイヤホンを使っていると危ない時ってありますもんね。

oshino
あとは、ソニーやAKGといったメーカーで、外の音を取り込む機能を持ったイヤホンも登場しています。ノイズを遮断するのではなく、逆に受け入れちゃうんですね。こういったモデルも、音楽を再生しながら電車のアナウンスなんかが聞き取れます。

yamamoto
…骨伝導ってこんな聴こえ方なんだ、不思議な感覚!

abe
いま会話している声もぜんぜん聞こえますね。でも音楽もしっかり鳴っているし、外で使いやすそう!

oshino
では続いて、ヘッドホンを試してみてください!

次ページマックスの興奮とテディベア

前へ 1 2 3 次へ

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE