HOME > インタビュー > 記事

インタビュー

“テレビならでは”のネット機能の姿とは? 「AQUOS City」開発者に聞く今後の展望

取材・構成/ファイル・ウェブ編集部

前のページ 1 2 3 次のページ

2012年03月13日
テレビのネットワーク機能が強化され、放送を見る以外の、さまざまな楽しみ方が提案されている昨今。年頭に開催されたInternational CES 2012でも各社各様のソリューションが提示されていた。

国内液晶テレビ最大手のシャープも、以前から定評のあったネット機能をさらに向上させてきている。同社は昨年から、新たなネットワークサービス「AQUOS City」を開始した。このサービスを開発している、同社スマートサービス開発室 室長の吉川耕平氏に、サービスの反響や今後の展望をうかがった。

シャープ(株) クラウド技術開発本部 プラットフォーム開発センター スマートサービス開発室 室長 吉川耕平氏

■「AQUOS City」とは何か

まず知りたいのは、AQUOS Cityがどういったコンセプトのサービスか、ということだ。これは、AQUOS Cityというネーミングを決めた理由を聞くとイメージが湧きやすい。吉川氏は以下のように語る。

吉川:前身である「AQUOS.jp」から更に機能や利便性が広がり、見守りサービスなど、人と人をつなげるサービスも加えました。それまでは「オーナーズラウンジ」というコンセプトでネットサービスを展開していましたが、サービスの広がりとともに「ラウンジ」を出て、広い「街」へ出ていく感覚を「AQUOS City」というネーミングに込めました。

シャープは2006年からネットワークサービス「オーナーズラウンジ AQUOS.jp」を展開していたが、「AQUOS City」は抜本的にコンテンツや利便性を強化したサービスで、2011年7月15日にスタートした。現在、フラグシップモデル「LC-70X5」を筆頭に、「F5」「L5」「V7」「F3」シリーズが対応している。

AQUOS Cityを構成する要素は5つ。「ネット動画」「情報検索」「暮らしサポート」「ショッピング」「写真」だ。


まず「ネット動画」。「AQUOS.jp」で用意されていたアクトビラに加え、ひかりTV、TSUTAYA TV、T's TVといったVODサービス、そしてYouTubeを利用することができる。主要サービスが勢揃いしているので、最新のハリウッド作品からマニアックな映画まで豊富なラインナップから選べるのが大きなメリットだ。また後述するように、独自の検索機能「スマートサーチ」によって、複数のVODサービスを横断検索できるのも特徴だ。

次に「情報検索」。テレビで見るために最適化された「Yahoo! JAPAN for AQUOS」を使ったインターネット検索や、ニュースや絵本、写真、動画が楽しめる。Yahoo! ロコで、グルメや買い物、レジャーなど地図と連動した情報を見ることも可能。天気情報のほか、「kumukumu」や「アクオスライフ」といった読み物コンテンツも用意されている。

テレビで見るために最適化された「Yahoo! for AQUOS」

「暮らしサポート」は、電源のON/OFF情報をもとに離れて暮らす家族のテレビ使用状況をメールで知らせてくれる「見守りサービス」、地震や津波などの「災害情報」、インターネット経由で太陽光発電の充電率や電気使用率を確認できる「ソーラーWebモニタリング」などがラインナップされる。

「ソーラーWebモニタリング」などエコ機能も備える

「ショッピング」は、テレビ向けの「楽天」や、カタログショッピングサービス「paraly for AQUOS」、住所などを入力するとその地域に合わせた電子チラシが見られる「Shufoo!」を利用することができる。大画面で商品情報をみながら、家族みんなでショッピングを楽しめるのが、テレビならではの魅力と言えるだろう。


「スマートホーム」からネット機能にかんたんアクセス

前のページ 1 2 3 次のページ

関連リンク

関連記事