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公開日 2025/08/14 06:30
改めて知りたいオーディオ基礎知識解説 Powered by オーディオランド

改めて知りたい、正しいスピーカーのセッティング方法とは?

炭山アキラ

オーディオは実に奥深く、様々な要素が音に影響してくる。だからこそ楽しい趣味なのだが、初心者のうちは分からないことも多く、また熟練したファンであっても、詳しいことは意外と知らないなんてことがあるのではないだろうか。


そこで、オーディオ買取専門店「オーディオランド」のご協力のもと、オーディオにまつわる改めて知りたい基礎知識を炭山アキラ氏が解説する。本項では、改めて知りたい「スピーカーの正しいセッティング方法」について紹介しよう。


正しいスピーカーシステムの設置方法を解説



何に限らず、オーディオ機器はセッティングをどう決めるかでその性能が大きく左右されるものだが、とりわけスピーカーはセッティングが死命を制するといってよい。


昨今はインストールまで含めて請け負ってくれるショップが多いため、こういう人は少なくなったとは思うが、張り切ってオーディオをそろえたのに音がイマイチだと悩む人の中で、背の低いブックシェルフ型スピーカーを床にベタ置きして使っている人はいないだろうか。また、「ブックシェルフ=本棚」だからと、本棚へ収めてお使いの人も。


確かに、この用語ができた初期の頃のブックシェルフ型は、本棚へ収めることで性能が発揮されるように設計されていた。しかし昨今主流のブックシェルフ型は、周辺に十分な空間を取ってやることを前提にした設計のものが大半で、本棚へ詰めたり床へ直置きしたりすると、低域がだらしなく膨らんで中〜高域が曇り、音場感の再現も不十分な、何ともいびつな再生音になってしまうのが普通である。


それで一般にブックシェルフ型は、適切なスピーカースタンドへ設置することがセッティングの第一歩、というよりスタンド込みでスピーカーとして完成する、ということと考えたい。


それではどんなスタンドが「適切」なのか。具体的には、まず高さがリスナーの耳の位置近くへスピーカーユニットがあるくらいを有していること。とはいえ、椅子に腰かけた状態でウーファーとトゥイーターの中間点あたりが耳の位置になるくらいの高さというと、かなり背の高いスタンドになってしまう。僅かに天板が見えるくらいの高さであれば、ほぼ問題ない。


スピーカーの高さが満足させられたら、次は後方や側方の壁との距離が問題となる。これは床も同じことだが、壁もスピーカーが近づきすぎると低域が膨らみ、中〜高域も濁った低品位の再生音になってしまうものだ。皆さんも、自分の声を出しながら部屋の中心部から壁際まで移動してみられると、自分の声が大きく変わってしまうことがお分かりだろう。簡単にできる実験だから、皆さんもぜひやってみてほしい。スピーカーも同じように、壁際へ設置すると音の自然さを損なうのだな、ということが実感できるはずだ。


とはいうものの、部屋によっては十分な空間を取ったセッティングでは低域が若干不足してしまう、という事態が発生することがある。そういう時には、先程説明した条件を逆手に取ってスピーカーを背後や左右の壁へ少しずつ近づけ、低域の量感を調節するという手法が使える。中〜高域の濁りや音場感の減退とのバーターとなってしまいかねないやり方ではあるが、ちょうどいい塩梅を見つけるとスピーカーの表現力が大いに増進したように感じさせるものである。


フロア型スピーカーであろうとスタンドを介したブックシェルフ型であろうと、床の強度が満足でなければ高品位の再生は覚束ない。特に昨今は躯体の頑丈なマンションでも、近隣への騒音を防止するために床がフワフワと構造材から浮いている物件が多い。


そのような床や、例えば和室の畳などに直接スピーカーを設置してしまったら、スピーカーはユニットの振動による反作用でグラグラと揺れ動いてしまい、振動の起点が定まらない。やや大ぶりのオーディオボードや、もう少し廉価に済ませるなら丈夫な化粧合板などを敷いて、その上へ設置することが薦められる。ちなみに筆者は、11mm厚のOSBボード2枚重ねの上に、無垢の12mm厚フローリング材を敷いてオーディオ用のステージを構築している。



Image:「TAD-ME1TX-K」(ブラック)


昨今は、そのまま置けば床へ底板が接する格好のフロア型は少なくなった。多くが何らかの脚をあらかじめ装着しており、中でもスパイクが付属した製品が増えた。それらは一歩間違えると床を傷つけがちだし、外して設置されている人もおられるのではないか。しかし、それは少々もったいない。適切な受けで支えられたスパイクは、再生音のクリアさとスピード感を大いに高めるものだからだ。


それは、ブックシェルフ型とスタンドの間にも同じことがいえる。標準でスパイクが装備されていれば適切な受けを用意し、そうでなければ面で受けるタイプのインシュレーターを挿入してやるのもよいだろう。面で受けるタイプのインシュレーターは、スピーカーの四隅(3点支持なら三隅)を支えてやることが、開放的なサウンドを得るコツとなる。


インシュレーターについては、詳しく書き始めるととても紙幅が足りない。また改めて、解説することとしよう。皆さんのスピーカーシステムから、高品位で健全なサウンドが再生されていることを祈るばかりだ。


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(提供:オーディオランド)


 

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