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公開日 2023/02/09 06:40
【連載】ガジェットTIPS

スマートウォッチの節電、「Bluetoothオフ」が“実は逆効果”な理由

海上忍
スマートウォッチといえば、スマートフォンと通信/同期をとりながら機能するもの。自律的にセルラー回線へ接続できる製品も登場していますが、母艦たるスマートフォンとワイヤレス通信し各種のデータをやり取りするしくみに大きな違いはありません。

Image:McLittle Stock/Shutterstock.com

そのようにワイヤレスで通信する機会が多いのであれば、頻度を減らせば節電できるのでは? 確かに、ワイヤレス通信はある程度の電力を消費しますから、通信回数/時間が減ると、そのぶん消費電力が減ります。

しかし、通信回線をBluetoothとWi-Fiでわけて考えると、通信をオフにすることが正解とはかぎりません。特にBluetoothは、回線をオンにしたままのほうがかえって省電力につながる可能性もあります。

理由のひとつは、スマートウォッチとスマートフォンの通信には低消費電力の「Bluetooth LE(BLE)」が使用されるから。BLEの待機電力はごくわずかで、常時オンにしていてもバッテリーの減りを気にするレベルではありません。

スマートフォン側のBluetoothをオフにすることは、かえってスマートウォッチ側の消費電力を増やしてしまう可能性があります。スマートウォッチのシステム(OS)にもよりますが、母艦のスマートフォンとの通信を回復しようとアドバタイズ信号を繰り返し送出すると、そのぶん電力を必要とするからです。

つまり、省電力効果が少なくオフにすれば不便になることが確実なだけに、スマートウォッチは「Bluetoothはオンのまま」のほうがベターということになります。スマートウォッチの仕様および通信環境により差はあるものの、節電モードの利用や心拍数センサーのオフなど、Bluetooth以外の節電対策を選ぶほうが現実的でしょう。

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