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公開日 2022/07/07 06:30
【連載】ガジェットTIPS

同軸デジタル端子、赤白のRCAケーブルを繋ぐとどうなる…?

海上忍
オーディオ機器でときどき見かける「同軸デジタル端子」。その近くには「COAXIAL」と刻印されているかもしれませんが同じことで、デジタル信号を入出力するための端子です。

Image:Ralf Liebhold/Shutterstock.com

この同軸デジタル端子に関して受ける質問で多いのが、「これって赤/白のオーディオケーブルを使えますか?」というもの。確かに、見た目の形状はオーディオ用のRCAピンと同じだし、実際RCAプラグのオーディオケーブルを同軸デジタル端子に挿すこともできます。それどころか特に動作は支障ないうえ、黄色い映像用ケーブルも使えてしまいます。

となると納得しかねるのが、オーディオ向け同軸デジタルケーブルの存在。赤・白・黄色いずれかのRCAケーブルを使い回せるのだったら、どうして同軸デジタルケーブルがあるのか、違いはあるのかないのか気になりますよね。

オーディオ向け同軸デジタルケーブルと汎用のRCAケーブルの違いは、「特性インピーダンスがしっかり75Ωに調整されているかどうか」にあります。特にオーディオ向けのRCAケーブルは、映像やデジタル信号と比べ低い周波数帯域(CDでいえば20Hz - 20kHz)を使用するため、インピーダンスを厳密にあわせる必要がなく、バラつきがあります。

一方、デジタルオーディオ信号では48kHz以上の高周波を扱う都合上、同軸デジタルケーブルでは正確に75Ωというインピーダンス特性を備えています。75Ωから大きく外れたRCAケーブルで接続すると、信号の減衰や反射が生じ、同期(ロック)しないなどのトラブルが発生するかもしれません。高級な導体を使用しているなど品質の違いもありますが、同軸デジタル信号を扱うなら「同軸デジタル(RCA)ケーブル」を謳う製品を選ぶほうが確実ですよ。

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