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公開日 2022/05/21 06:50
【連載】ガジェットTIPS

Androidスマホでかんたんペアリングを実現する「Fast Pair」、どんな仕組み?

海上忍
スマートフォンに近づけると画面下部にイヤホンの画像が現れ、タップするだけでBluetoothのペアリング完了するという流れ。かつてはAirPods/Apple製品の専売特許(?)のような位置付けの機能でしたが、近年ではAndroidスマートフォンにも浸透しています。「Fast Pair」と呼ばれる機能が、それです。

しかし、対応スマートフォンに近づけてもウンともスンともいわないイヤホンもあります。スマートフォン側の動作条件であるAndroid OS 6.0/Google Play 11.7以降は満たしていても、イヤホン側が対応していないかぎり、Fast Pairは機能しません。

Fast Pairは、Bluetooth LEを利用してスマートフォンとの通信を開始します。通信にはデバイス固有の物理アドレスを利用せず、動的に生成される乱数アドレス(RPA、Resolvable Private Address)を利用するため安全です。

「Fast Pair」を行うかどうかを選択する画面

なお、Fast Pair対応機器はには最大5つのアカウントキー(Gmailのアドレスと紐付いた情報)を保存できるようになっています。イヤホンはともかく、自動車のように複数人で共有する可能性が高い機器についても、スマートに管理することができます。

Fast Pairは機能改善が図られており、2020年発売のGoogle Pixel Buds(第2世代)を皮切りに、紛失したイヤホンを探す機能やイヤホン本体/充電ケースのバッテリー残量を表示する機能が追加されました。イヤホン以外のデバイスも、Fast Pairでさらに便利になるかもしれませんよ。

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