トップページへ戻る

レビュー

HOME > レビュー > コラム記事一覧

公開日 2022/05/05 07:00
【連載】ガジェットTIPS

スマホをPCディスプレイと接続するなら「オルタネートモード」がポイント!

海上忍
最近のスマートフォンは、数年前の高性能パソコンを軽く上回る処理性能を備えています。描画性能も言うに及ばず高性能ですが、外部ディスプレイへの映像出力など周辺機器との連携はウイークポイント。HDMIやThunderboltのケーブル1本で接続できるパソコンのようにはいかず、変換アダプタやらワイヤレス出力やらで対応することが求められます。

Displayport Alternate Mode対応モデルの一例、ディスプレイ、BenQ「PD2705U」/スマートフォン「Galaxy S21」

しかし、Displayport Alternate Mode、通称「オルタネートモード」に対応したスマートフォンであれば話は違ってきます。同様にオルタネートモードに対応した外部ディスプレイを用意すれば、両端がType-CのUSBケーブル1本で映像出力できてしまいます。Type-C端子を備えているからといってオルタネートモードを利用できるとは限りませんが、ハイエンドモデルを中心に対応端末は増加中です。

そのメリットを享受できるのが、Android 10以降に装備された「デスクトップモード」。Bluetoothキーボード/マウスを用意すれば、まるでパソコンのようにスマートフォンを活用できます。写真やムービーを大画面で楽しめることはもちろん、スプレッドシートなど作業面積が大きいほうが操作しやすいアプリも効果てきめんです。HDMIケーブルと比べるとType-Cケーブルは細くて軽量、持ち運びやすいメリットもあります。

MacBookなどオルタネートモードに対応したパソコンが増えたこともあり、オルタネートモード対応Type-Cポートを備えた外部ディスプレイも増加中です。ただし、すべてのType-Cポートがオルタネートモードの映像入力に対応するわけではなく、電力供給とデータ転送のみ利用可というType-Cポートも存在しますから、どのType-Cポートにケーブルをつなぐかは確認が必要です。

関連リンク

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 レコードの音楽を読み取って光るターンテーブル。オーディオテクニカ「Hotaru」一般販売スタート
2 ダイソンとPORTERがコラボした特別デザインのヘッドホンとショルダーバッグ。全世界380セット限定販売
3 LUMINの進化は終わらない。初のディスクリートDAC搭載「X2」の思想を開発担当者に訊く!
4 Spotif、2025年に最も聴かれた邦楽は「ライラック」。国内外で最も聴かれた楽曲・アーティストの年間ランキング発表
5 DUNU、7ドライバー/トライブリッド構成を採用したイヤホン「DN 142」
6 カセットテープとともに過ごすカフェ「CASSE」。12/17渋谷でグランドオープン
7 Vento、3次元特殊メッシュを採用したハイブリッド拡散パネル「DAP180 / DAP120」
8 AVIOT、最大120時間再生と小型軽量を両立したオンイヤー型Bluetoothヘッドホン「WA-G1」
9 サンワサプライ、省スペース設置できる木製キャビネットのサウンドバー「400-SP120」
10 アイレックス、ALBEDO/AUDIAブランド製品の価格改定を発表。2026年1月1日より
12/5 10:47 更新

WEB