トップページへ戻る

レビュー

HOME > レビュー > コラム記事一覧

公開日 2022/04/29 07:00
【連載】ガジェットTIPS

PS5の対応で「可変リフレッシュレート」の時代が来る?

海上忍
プレイステーション5の可変リフレッシュレート(Variable Rifresh Rate:VRR)対応が発表されました。映像で1秒間に描画される画像(フレーム)の枚数は「リフレッシュレート」と呼ばれ、ゲームのグラフィックに関する指標として重視されてきましたが、それが随時変動するようになるというのです。

一般的にリフレッシュレートはディスプレイ側で固定され、それに応じてゲーム機やパソコンが映像を出力します。ざっくりいえば、その数値が大きいほうが滑らかで繊細な動きを表現できるため、高性能ということができます。

VRR対応でPS5の映像がよりなめらかになる?

しかし、PS5のフレームレートは最大120fpsだからじゅうぶん滑らかなのでは? という疑問を持つかもしれません。フレームレートが変動するメリットを訊ねられたら、答えにつまりそうです。

VRRは、ゲームのグラフィックを滑らかに感じさせる効果があります。ディスプレイのリフレッシュレートをゲーム機のフレームレートに同期させることにより、映像のチラつき(ティアリング)やコマ落ちを軽減できるのです。

グラフィック重視のゲームは、背景が複雑な建物だったり比較的単調な草原だったり、情報量がリアルタイムに変化します。特に一人称視点のシューティングゲームの場合、索敵のために向きをすばやく変えることが多く、フレームレートが劇的に変化します。一方、ディスプレイのリフレッシュレートは固定ですから、激しい変動により不一致が生じるとティアリングやコマ落ちを引き起こすというわけです。

VRRの恩恵に預かるためには、VRRに対応したゲーム機とディスプレイ(HDMI 2.1対応)が必要です。PS5の場合、ゲームタイトル側でもVRR対応が必要となるため、アップデートのお知らせを待ちましょう。

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 『ゴジラ-1.0』だけじゃない! GWに観たい「最近サブスク解禁された話題作」まとめ
2 レコード再生のワンモア・ステップ(6):MC型カートリッジ選びの楽しみ
3 Apple Musicも聴ける高コスパ ネットワークプレーヤーeversolo「DMP-A8」。音質と使いこなしを徹底検証
4 Amazon、最大85%オフの電子書籍セール中/最大30%オフのマンガ全巻まとめ買いセールも
5 ディズニープラスを楽しむGW、家族・親子で楽しめるおすすめ映画5選
6 吸音材に反射材…オーディオ用ルームチューニング材の効果・選び方を解説!
7 Netflixで「ご利用世帯の登録」画面が表示された場合の対処法は?
8 夢の環境を作り上げろ!「マイクスタンド」で作る、僕の考えた最強のオーディオ設置システム
9 「スター・ウォーズ」初心者必見!2024年はシリーズデビューするチャンス
10 英・コード製プリメインアンプの実力恐るべし!「Ultima Integrated」をB&W「800 D4シリーズ」で徹底検証
5/7 10:53 更新

WEB