トップページへ戻る

レビュー

HOME > レビュー > コラム記事一覧

公開日 2022/03/12 06:30
【連載】ガジェットTIPS

テレビの後ろの壁が汚れる問題、どう対策すべき?

海上忍
いまやテレビといえば薄型テレビ、ブラウン管時代に比べ画面と壁の距離は劇的に縮まりました。けれど人の欲はキリがないもの、もっと壁に近づけて設置したい、あわよくば壁に掛けたいというニーズは大きく、今後もテレビの薄型・軽量化に向けた模索が続きそうな気配です。

しかしテレビと壁の距離が近いほど、壁紙が汚れる傾向にあります。まめにテレビの裏側を掃除しているのになぜ? ファンの吹出口付近が汚れるならともかく、画面と同じくらいの大きさで汚れが付くのはどうして? 気になりますよね。

テレビの背後の壁、なぜ汚れる?

その原因は「静電気」。テレビに限らず、家電製品全般は動作時に多少の静電気を発生させます。その静電気が近くのホコリを引き寄せ壁に付着させる(静電誘導)、というカラクリです。

だから壁に付いた汚れを取り除くのはひと苦労。静電気が引き寄せるホコリは粒子が細かく、水性洗剤を吹きかけて擦ろうものなら汚れが広がり逆効果です。その最大の予防策は「壁から離すこと」ですが、できるだけ壁に近づけて設置したいテレビの場合そうもいきません。

空気中を漂うホコリが帯電していると壁紙側ではホコリの付着を防げないため、根本的な予防策としては壁に機能性タイルを貼るなどの処理が必要ですが、「間に帯電しやすいものを挟む」ことも簡易的な対策になります。

たとえば、壁とテレビの間に段ボールや厚紙、薄い布を挟むと一定の効果を期待できます。テレビの放熱を妨げない範囲で設置してみては?

関連リンク

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 レコードの音楽を読み取って光るターンテーブル。オーディオテクニカ「Hotaru」一般販売スタート
2 ダイソンとPORTERがコラボした特別デザインのヘッドホンとショルダーバッグ。全世界380セット限定販売
3 LUMINの進化は終わらない。初のディスクリートDAC搭載「X2」の思想を開発担当者に訊く!
4 Spotif、2025年に最も聴かれた邦楽は「ライラック」。国内外で最も聴かれた楽曲・アーティストの年間ランキング発表
5 DUNU、7ドライバー/トライブリッド構成を採用したイヤホン「DN 142」
6 カセットテープとともに過ごすカフェ「CASSE」。12/17渋谷でグランドオープン
7 Vento、3次元特殊メッシュを採用したハイブリッド拡散パネル「DAP180 / DAP120」
8 AVIOT、最大120時間再生と小型軽量を両立したオンイヤー型Bluetoothヘッドホン「WA-G1」
9 サンワサプライ、省スペース設置できる木製キャビネットのサウンドバー「400-SP120」
10 アイレックス、ALBEDO/AUDIAブランド製品の価格改定を発表。2026年1月1日より
12/5 10:47 更新

WEB