トップページへ戻る

レビュー

HOME > レビュー > コラム記事一覧

公開日 2020/12/26 07:00
【連載】ガジェットTIPS

PS5で低遅延のBluetoothイヤホンを使うには?

海上忍
最近、「低遅延」をうたうBluetoothイヤホンが増えてきました。aptX LL(Low Latency)などの低遅延を売りにするコーデックに対応していれば、ほぼ気にならないレベルにまで遅延を短縮できるため、タイミング判定がシビアなゲームも楽しめます。しかし、SBC以外のコーデックはオプション扱いですから、ゲーム機/スマートフォン側も同じ低遅延コーデックをサポートしていなければなりません。

PS5

品薄状態が続くPS5でも、低遅延なBluetoothイヤホンでゲームを楽しみたいところですが、PS5はaptX LLどころかBluetoothオーディオ自体非対応です。公式ワイヤレスヘッドセットが販売されているものの、接続方式は独自のものでBluetoothと互換性はなく、スマートフォンやパソコンでは利用できません。

そこで検討したいのが「Bluetoothトランスミッター(送信機)」です。PS5のUSBポートに挿すタイプと、テレビの音声出力を光デジタル(S/PDIF)などで入力しBluetoothオーディオとして発信するタイプの2種類があり、どちらにもaptX LL対応機が存在します。

前者のUSBポートに挿すタイプの製品の例としては、クリエイティブ「BT-W3」が挙げられます。PS5にはUSBオーディオ機器として認識され、そのオーディオ信号をaptX LLなどのコーデックで送信するというしくみです。パソコンなどPS5以外のUSBオーディオ対応機でも利用できます。

クリエイティブ「BT-W3」

後者のタイプの製品の例には、ゼンハイザー「BT T100」が挙げられます。こちらはテレビの音声出力をBluetoothオーディオに変換するため、PS5以外のゲーム機はもちろん、映画やドラマなどの映像コンテンツも楽しめます。

ゼンハイザー「BT T100」

関連リンク

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 レコードの音楽を読み取って光るターンテーブル。オーディオテクニカ「Hotaru」一般販売スタート
2 ダイソンとPORTERがコラボした特別デザインのヘッドホンとショルダーバッグ。全世界380セット限定販売
3 LUMINの進化は終わらない。初のディスクリートDAC搭載「X2」の思想を開発担当者に訊く!
4 Spotif、2025年に最も聴かれた邦楽は「ライラック」。国内外で最も聴かれた楽曲・アーティストの年間ランキング発表
5 DUNU、7ドライバー/トライブリッド構成を採用したイヤホン「DN 142」
6 カセットテープとともに過ごすカフェ「CASSE」。12/17渋谷でグランドオープン
7 Vento、3次元特殊メッシュを採用したハイブリッド拡散パネル「DAP180 / DAP120」
8 AVIOT、最大120時間再生と小型軽量を両立したオンイヤー型Bluetoothヘッドホン「WA-G1」
9 サンワサプライ、省スペース設置できる木製キャビネットのサウンドバー「400-SP120」
10 アイレックス、ALBEDO/AUDIAブランド製品の価格改定を発表。2026年1月1日より
12/5 10:47 更新

WEB