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公開日 2024/06/14 06:30
他社フラグシップに迫る騒音低減性能

1.5万円なのにノイキャン強力すぎ!「HUAWEI FreeBuds 6i」は完全ワイヤレスの “ハイコスパ決定版” だ

折原一也

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完全ワイヤレスイヤホン選びで求められる「ノイズキャンセリング」。2024年現在、安価な機種は1万円以下から手に入るが、騒音低減の性能まで比較していくと、高価格化が進む4万円クラスの “各社最上級モデル” ばかりが語られがちだ。

そんななかで登場した「HUAWEI FreeBuds 6i」は、ノイズキャンセル性能の高さが自慢だそう。そこで早速、iPhoneとペアリングしてHUAWEI FreeBuds 6iを街中に持ち出してテストしてみると……あまりの静かさに驚いた。

「HUAWEI FreeBuds 6i」¥OPEN(想定価格:税込14,800円前後)

電車内や車の行き交う路上、そしてカフェの空間など様々な騒音下で試しても、騒音低減があまりに強力。その効果は、国内メーカーのフラグシップ完全ワイヤレスイヤホンに迫るほど。このノイズキャンセル性能が、お値段約1.5万円で購入できるとは……。

様々な場所でノイズキャンセル性能をテスト。繁華街の雑踏でも強力な効果を発揮した

強力過ぎるノイズキャンセル性能に思わず興奮してしまったが、完全ワイヤレスイヤホンを選ぶ上では、ノイズキャンセル以外にも音質や装着感、バッテリー、通話マイク性能なども含めて多方面に検討するべきだ。そんな観点からもHUAWEI FreeBuds 6iをじっくりレビューしていこう。



ミドルレンジイヤホンにハイエンドの技術を投入



最初に、HUAWEI FreeBuds 6iの立ち位置を解説しよう。

中国のテック企業であるファーウェイが東京研究所音響技術研究室を設けるなど、オーディオ技術、特にワイヤレスイヤホンに注力している事は、本サイト読者のみなさんもご存知の通り。また、今年2月に発売したオープン型完全ワイヤレスイヤホン「HUAWEI FreeClip」も大ヒットを記録している。

そんなファーウェイによるミドルレンジの完全ワイヤレスイヤホンが “FreeBuds i” シリーズであり、その最新モデルが今回レビューするHUAWEI FreeBuds 6iだ。

HUAWEI FreeBuds 6iは、ファーウェイのミドルモデルに位置づけられる

イヤホンの外見は、ステムと呼ばれるアンテナ部の伸びたショートスティック型。耳に安定してかかるこの形状を見て、上位モデル「HUAWEI FreeBuds Pro 3」との類似性に気づいた人は、なかなかのファーウェイ通だ。

他社ハイエンドに匹敵するノイズキャンセル性能

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