ニュース
HOME > ニュース > モバイル/PCニュース
LG、独自WebOSを搭載した31.5型4Kスマートモニター。IPSパネル搭載27型4Kモニターも
編集部 : 伴 修二郎LGエレクトロニクス・ジャパンは、独自のWebOSを搭載した “LG Smart Monitorシリーズ” の31.5型「32U721SA-W」と、IPSパネルを搭載した27型「27UP850K-W」を7月17日(木)より順次発売する。価格はオープンだが、32U721SA-Wが税込66,000円前後、27UP850K-Wが税込60,000円前後での実売が予想される。
「32U721SA-W」は、31.5インチの大画面かつ4K解像度(3840×2160)に対応するVAパネルを搭載したモニター。フルHDの4倍広い作業領域を提供し、仕事や作業効率の向上を促すと謳っている。色域はDCI-P3を90%カバー、HDR10にも対応し、より細やかで生き生きとした色彩表現を実現するという。コントラスト比は3,000:1。
周囲の明るさに応じて画面の明るさを自動的に調整する自動輝度センサーを搭載。昼間の明るい部屋では画面を明るく表示して見やすく、夜の暗い部屋では画面の眩しさによる目への負担を軽減するように明るさを抑えて表示することが可能だという。また、HDR映像をフレーム単位で補正して、ナチュラルかつ鮮やかな魅力ある映像で表示する「ダイナミックトーンマッピング」もサポートする。
PCに接続してデュアルモニターとして使用できるほか、LG独自のwebOSを搭載し、インターネットに接続することでPCやスマホなどの外部機器に接続せずにWebブラウジングが可能。YouTubeをはじめとする600以上のVODアプリを通じて、世界中の映画やドラマ、スポーツ、ゲーム配信などのストリーミングコンテンツを視聴できる。
加えて、iPhoneやiPadなどのiOSデバイス向けのAirPlay 2と、Android搭載デバイス向けのMiracastに対応する。手持ちのスマホやタブレットとリンクすることで、ワンタップでデバイス上のコンテンツを大画面で共有できる。
主な入出力端子として、HDMI入力×2基に加えて、USB Type-C端子を1基装備。ケーブル1本でディスプレイ接続や給電(USB PD最大65W)、データ転送までが行える。
そのほか、目に負担の少ない紙に近い色温度で表示することでブルーライトを抑えて表示する「アイケアモード」や画面のちらつき(フリッカー)を抑える「フリッカーセーフ」を搭載し、長時間使用になりがちなビジネスシーンや映像コンテンツ視聴時でも目に優しい表示が可能としている。
5W+5Wのスピーカーを搭載。Bluetooth(Ver5.0)、Wi-Fi(Wi-Fi 5 (IEEE802.11a/b/g/n/ac)接続に対応。スタンドは前−5°後20°のチルト調整が可能。外形寸法は714W×510H×210Dmm、本体質量は6.6kg(いずれもスタンド付き)。
「27UP850K-W」は、4K解像度で、広視野角かつ鮮やかな発色のIPSパネルを採用した27型モニター。色域はDCI-P3を95%(標準値)カバー、約10.7億色(8bit+FRC)の表示に対応し、精緻な色彩表現を追求したとする。HDR 10にも対応し、VESA Display HDR400の認証も取得している。
ゲームプレイにおいては、遅延を抑えるDASモードを搭載することで、よりリアルタイムなゲームプレイが可能。さらに、暗部や明るすぎる諧調を認識して見やすく表示するブラックスタビライザー機能も備え、見えづらい敵もはっきりと映し出すことで闇に潜むターゲットを見やすくするとしている。
主な入出力端子として、HMDI入力を2基、USB Type-Cを1基、3.5mmステレオミニを搭載。2つのUSBダウンストリームも備え、PC接続時にはUSBハブとして使用できる。ブルーライトを抑えて表示する「アイケアモード」や画面のちらつき(フリッカー)を抑える「フリッカーセーフ」もサポートする。
MaxxAudioを採用した5W+5Wのスピーカーを備え、外部スピーカーに接続することなしに臨場感あふれるサウンドを提供するとのこと。スタンドは110mmの高さ調整、前−5°後20°のチルト、右90°のピボットに対応し、姿勢や使用環境に合わせて画面の位置を調整できる。外形寸法は614W×459〜569H×239Dmm、本体質量は5.9kg(いずれもスタンド付き)。