トップページへ戻る

ニュース

HOME > ニュース > モバイル/PCニュース

公開日 2021/04/27 13:37
日本語ユーザーからのフィードバックを募集

Adobe Premier Pro、自動文字起こし&字幕機能を追加。早期アクセスプログラム無償公開

ファイルウェブ編集部・筑井真奈
Adobeの動画編集ソフト「Premier Pro」に、新たに「自動文字起こし」&「字幕追加」機能が搭載され、早期アクセスプログラムを申し込むことで無償で利用できるようになった。昨年のAdobe MAXで予告されていた内容で、日本語にも対応する。Premier Proアカウントを持っていれば、申請は必須となるが、誰でも利用できる。

Premier Proに自動文字起こし&字幕付与機能が追加

文字起こしは、英語、日本語のほか、中国語(簡体/繁体)、スペイン語、ドイツ語など10以上の言語に対応。さらに、起こしたテキストデータを動画の該当位置にそれぞれ配置する(字幕追加)こともできる。

現在対応する言語一覧

実際にデモを確認すると、たとえば40秒程度のトーク動画ならば、数十秒程度で文字起こしが完了。文字起こしの精度も完璧ではないが、このテキストデータをもとに微修正を行うのにあまりストレスを感じない、という程度にはきちんと文字化されていることが分かる。

40秒程度のデモ動画の文字起こしをしたところ。漢字やカタカナなども含め比較的精度高くテキスト化できる

自動文字起こし機能は、新たに追加されたPremier Pro上部の「キャプション」タブから、「キャプショントラックを新規作成」から作成できる。文字の微調整を行ったのち、「キャプションを作成」をクリックすると、タイムラインのところにあらたに「C1」というキャプションレイヤーが生まれる。もちろん、これまでのPremier Proの編集作業同様、字幕位置の変更や文字フォント、サイズ、カラー等も自由に変更できる。

タイムライン上に新たに「C1」というキャプションレイヤーが生成される

現在は早期アクセスプログラムということで、Adobeに早期アクセスプログラムを申請、承認されたユーザーのみが使用できる(ベータ版等のダウンロードは不要)。文字起こしなどの精度をより高めるためにも、多くの日本語ユーザーに使用いただき、そのフィードバックをさらに開発に活かしたいと考えているという。

関連リンク

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 レコードの音楽を読み取って光るターンテーブル。オーディオテクニカ「Hotaru」一般販売スタート
2 ダイソンとPORTERがコラボした特別デザインのヘッドホンとショルダーバッグ。全世界380セット限定販売
3 LUMINの進化は終わらない。初のディスクリートDAC搭載「X2」の思想を開発担当者に訊く!
4 Spotif、2025年に最も聴かれた邦楽は「ライラック」。国内外で最も聴かれた楽曲・アーティストの年間ランキング発表
5 DUNU、7ドライバー/トライブリッド構成を採用したイヤホン「DN 142」
6 カセットテープとともに過ごすカフェ「CASSE」。12/17渋谷でグランドオープン
7 Vento、3次元特殊メッシュを採用したハイブリッド拡散パネル「DAP180 / DAP120」
8 AVIOT、最大120時間再生と小型軽量を両立したオンイヤー型Bluetoothヘッドホン「WA-G1」
9 サンワサプライ、省スペース設置できる木製キャビネットのサウンドバー「400-SP120」
10 アイレックス、ALBEDO/AUDIAブランド製品の価格改定を発表。2026年1月1日より
12/5 10:47 更新

WEB