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「バンダイチャンネル」サービス再開。不正アクセス疑いでの一時停止から復帰
編集部:太田良司(株)バンダイナムコフィルムワークスは、同社サービスの「バンダイチャンネル」において、不正アクセスの可能性から全サービスを一時停止していた同サービスを、12月19日(金)12時から再開した。
同サービスは、意図せず退会してしまう障害が発生し、不正アクセスによる一部情報漏洩の可能性を懸念して緊急措置として全てのサービスを一時停止していた。外部専門機関による調査を行い、システムの安定性向上および再発防止策を講じて対応が完了、サービスの再開となった。
また、不正アクセスに関連し、会員の個人情報が一部流出した可能性が否定できないことを公表している。対象は最大136.6万件で、メールアドレス/ニックネーム/バンダイナムココイン残高情報/選択された支払い方法が含まれる。
ログインパスワードやクレジットカード番号など、不正決済に直結する情報は含まれないとしている。インターネット上での当該個人情報の公開事実および二次被害は現時点で確認できておらず、ランサムウェア被害もないとのこと。
再発防止策として、個人情報保護管理・情報管理・情報セキュリティ管理に関する安全管理措置を強化し、定期的な確認を継続すると同社は説明。個人情報保護委員会には確報を提出済みで、対象会員には、退会済みの会員を含め個別連絡を実施するとのこと。
サービスを停止していた期間の利用料金については、月額有料会員には11月・12月分の未提供期間に応じて返金を実施。作品ごとの都度課金の利用分は、視聴期間が停止期間にかかった場合に返金対象となる。
返金方法は決済手段により異なり、一部支払い方法の場合は利用者自身で2026年3月31日までに返金手続きが必要になるとのこと。
返金申請フォームへの会員情報登録の期限は2026年3月31日。バンダイナムコIDで利用中の会員は、返金完了まで同IDを退会しないよう求めている。
会員自身で手続きが必要な決済手段については、(株)DGフィナンシャルテクノロジーの送金サービス「CASH POST」から案内が届く。
そのほか、不正アクセスの影響で意図せず退会処理が行われた会員は、継続利用を希望する場合に再登録が必要となる。
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