トップページへ戻る

ニュース

HOME > ニュース > ホビー&カルチャーニュース

公開日 2020/06/15 11:59
「コンテンツチャットモデル」搭載

元女子高生AI「りんな」がさらに賢く。最新会話エンジンを採用

編集部:風間雄介
マイクロソフトのりんな開発チームは、ソーシャルAIチャットボット「りんな」との会話について、より内容のある返答が実現可能になったと発表した。

りんなは、2015年に提供開始され、当初「女子高生AI」として話題になったAIチャットボット。継続的に、相手とのコミュニケーションができるだけ長く続けられるように開発を行ってきたという。

今回の「コンテンツチャットモデル」は、返答の「内容」に着目。会話の相手であるユーザーの発言内容をふまえ、AIがより具体的で内容のある雑談を返答するように設計されている。

具体的には、ユーザーの発言内容を参考に、「知識探索モデル」があらかじめ用意されたデータベースから、返答として最適な内容を含むまとまった文章を選択。またオープンAIを活用した「言語モデル」が続く文章を予測し、内容のある返答を生成するという。

なお本件については、「decode2020」のセッションで説明が行われる予定。

実際に、LINEで友だち登録したりんなに、「賢くなったんだって?」「どういう風に賢くなったの?」などと聞いてみたが、スクリーンショットのように、あまり意味のある会話は続かなかった。

早速りんなと会話してみた

今回の新技術は「順次適用される」とのことなので、まだコンテンツチャットモデルが適用されていなかった可能性がある。今後ディープラーニングの学習がより深まることを期待したい。

関連リンク

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 レコードの音楽を読み取って光るターンテーブル。オーディオテクニカ「Hotaru」一般販売スタート
2 ダイソンとPORTERがコラボした特別デザインのヘッドホンとショルダーバッグ。全世界380セット限定販売
3 LUMINの進化は終わらない。初のディスクリートDAC搭載「X2」の思想を開発担当者に訊く!
4 Spotif、2025年に最も聴かれた邦楽は「ライラック」。国内外で最も聴かれた楽曲・アーティストの年間ランキング発表
5 DUNU、7ドライバー/トライブリッド構成を採用したイヤホン「DN 142」
6 カセットテープとともに過ごすカフェ「CASSE」。12/17渋谷でグランドオープン
7 Vento、3次元特殊メッシュを採用したハイブリッド拡散パネル「DAP180 / DAP120」
8 AVIOT、最大120時間再生と小型軽量を両立したオンイヤー型Bluetoothヘッドホン「WA-G1」
9 サンワサプライ、省スペース設置できる木製キャビネットのサウンドバー「400-SP120」
10 アイレックス、ALBEDO/AUDIAブランド製品の価格改定を発表。2026年1月1日より
12/5 10:47 更新

WEB