トップページへ戻る

ニュース

HOME > ニュース > Gadgetニュース

公開日 2023/06/16 17:13
マイナーチェンジにもほどがあるとの反応

「Galaxy Z Fold5」公式画像がリーク。折りたたみ画面のシワは約15%低減か

多根清史
サムスンの次期折りたたみスマホ「Galaxy Z Fold5」の発表が近づいていることは、疑いの余地が少ない。同社のオーストラリア公式サイトで、新製品発表イベント「Galaxy Unpacked」を7月末に韓国で開催するとのプレスリリースが一時的に掲載されたからだ(The Vergeほか複数のメディアが確認)。

そんななか、スペックの詳細な情報やサムスン公式らしき画像など、複数のリーク情報が相次いで届けられている。

まず有名リーカーであるYogesh Brar氏は、Galaxy Z Fold5のスペック一覧をツイート。先日もBrar氏は、Google Pixel 7aの主要スペックを正式発表前に的中させていた。

それによれば、折りたためる内部ディスプレイは7.6インチ、QXGA+解像度、リフレッシュレートは120Hz。カバーディスプレイ(外側画面)は6.2インチ、解像度はHD+解像度。プロセッサーはSnapdragon 8 Gen 2、12GB RAMを搭載しているという。

そして背面には50MPのメインカメラ、12MPの超広角カメラ、12MPの望遠カメラがあるほか、サブカメラは10MPおよび4MP。バッテリー容量は4,400mAhであり、25Wの急速充電に対応している。

これらは、プロセッサー以外は現行モデルGalaxy Z Fold4とほぼ同じであり、数値的には目新しい要素はどこにもない。

その一方で、次期モデルには新たな水滴型ヒンジ(折りたたみの軸)が採用され、折り目が目立たなくなるとの噂もあった。その続報を有名リーカーIce universe氏が発信しているが、「Fold4よりわずか15%少ないだけ」と主張。中国ブランドの折りたたみ機よりもはるかに大きくなるという。

これらを総合してIce universe氏は、「Galaxy Z Fold5の退屈なデザインは、サムスン社員から不満が出ているようだ」「Galaxy Z Fold4sとさえ呼べない」と述べていた。

さて最後の情報は、インドメディアMySmartPriceが掲載した、公式のプレス向けリリースらしき画像である。折りたたみを開いた画面には、「世界を開こう(Unfold your World)」とのキャッチフレーズが手描きされ、その奥には閉じた状態のGalaxy Z Fold5が置かれている構図だ。

この画像で最も目立っているのは、おそらくヒンジそのものだろう。前モデルよりも折りたたみ画面が密着して閉じられ、すき間がなくなっているようだ。こうした特徴は、上記でも触れた水滴型ヒンジの特徴とも一致している。

もう1つ確認できるのは、新色の明るいブルーである。この色は従来、Galaxy Z Foldシリーズが採用してきたダーク系やニュートラルなものとは一線を画している。それでもGalaxy Z Flipシリーズに採用されたカラバリよりも控えめな印象を受けるのは、両ラインナップの差別化ゆえかもしれない。

Galaxy Z Fold5の情報は出尽くした感があり、デザインの劇的な変化は望めそうもない。ただし、フラグシップ機Galaxy S23シリーズと同じ「Snapdragon 8 Gen 2 for Galaxy」(通常のSnapdragon 8 Gen 2をクロックアップしたもの)を搭載し、性能もほぼ対等というベンチマーク結果も出現していた。見かけは変わらなくとも、処理速度などの快適さは向上が期待できそうだ。

Source: MySmartPrice
via: 9to5Google

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 レコードの音楽を読み取って光るターンテーブル。オーディオテクニカ「Hotaru」一般販売スタート
2 ダイソンとPORTERがコラボした特別デザインのヘッドホンとショルダーバッグ。全世界380セット限定販売
3 LUMINの進化は終わらない。初のディスクリートDAC搭載「X2」の思想を開発担当者に訊く!
4 Spotif、2025年に最も聴かれた邦楽は「ライラック」。国内外で最も聴かれた楽曲・アーティストの年間ランキング発表
5 DUNU、7ドライバー/トライブリッド構成を採用したイヤホン「DN 142」
6 カセットテープとともに過ごすカフェ「CASSE」。12/17渋谷でグランドオープン
7 Vento、3次元特殊メッシュを採用したハイブリッド拡散パネル「DAP180 / DAP120」
8 AVIOT、最大120時間再生と小型軽量を両立したオンイヤー型Bluetoothヘッドホン「WA-G1」
9 サンワサプライ、省スペース設置できる木製キャビネットのサウンドバー「400-SP120」
10 アイレックス、ALBEDO/AUDIAブランド製品の価格改定を発表。2026年1月1日より
12/5 10:47 更新

WEB