ニュース
HOME > ニュース > AV&ホームシアターニュース
BenQ、照明製品の体験型展示会「お手もとのあかり展」にて国内未発売のスマート照明を紹介
編集部:長濱行太朗ベンキュージャパンは、メディア向けイベントとして、BenQ照明製品体験型展示会「お手もとのあかり展」を、STUDIO RABBITFOOT(渋谷区)にて2月10日に実施した。
本イベントは、さまざまなライフスタイルに寄り添った照明シリーズ “BenQ Smart Lighting” の注目製品ラインナップを、一同に体験することができるイベントとなっていた。本稿では、展示会の模様をお届けする。
グローバルで累計200万台、着実に人気を高めている照明製品カテゴリー
BenQブランドは、ホームシアター用プロジェクターやPCモニターといった製品ジャンルで、国内でも人気を集めているブランドだが、照明製品のカテゴリーでも着実に人気を高めているという。
グローバルで累計200万台の販売台数を突破し、モニターライトのScreenBarシリーズは累計100万台、2025年はAmazon日本市場の売上において62%のシェアを誇るとアピールした。
2012年からLED照明事業を開始し、2013年には「Eye-Care」製品の展開、2016年にアイケアデスクライトを発売後、世界初のモニターライト「ScreenBar」をはじめ、学習用デスクライトなど、製品ラインナップを拡充している。
20年前から、ブランドとして重きをおいていた開発してきたのが「BenQアイケア技術」。PCモニター開発からノウハウを蓄積してきた技術であり、フリッカーフリー、ブルーライト軽減、カラーユニバーサルモード、輝度自動調整など、ユーザーの目を守ると同時に、快適な視聴環境を実現するテクノロジーとして、進化させ続けているという。
大学との産学提携で技術力を向上させることで、多岐の用途に応える照明製品を開発
競争が激しいとされている照明市場において、PCモニター用をはじめ、リビングや教育向け、またピアノ向けなど、さまざまな利用シーンに適した技術を導入しながら、多様性をカバーする照明製品を開発している点を、同社ならではの強みとして挙げる。
「90年前は紙の本を見ることが多かったが、現在は液晶ディスプレイを見ながら生活するシーンが増えている中、新たな照明ニーズに対して研究した。エンジニア、オフィスワーカー、デザイナーなどPCモニターを見る環境を調査したことで、照明範囲、画面反射、コントラスト比といった観点から、従来以上に最適な照明製品の形が見えてきた。そういった背景から、1台の照明でまかなうのではなく、用途に特化した照明製品を開発することを重要視してきた」と、JC Pan氏がBenQならではの特徴を語ってくれた。
また、照明製品開発において、「必要な個所は明るく、不要な箇所に光を漏らさない」ことをコンセプトにしているとのこと。そのコンセプトを、幅広い照明製品で成し得るべく、コンピューターで光線の軌跡をシミュレーションし、照明効果を検証、光線を制御するために、100件以上の特許を取得。
科学的なアプローチを強化するべく、BenQブランドでは台湾の大学との産学連携を行っており、光が人間に与える影響も研究していると明かした。
また、製品デザインに著名なデザイナーを採用することで、光学設計と生活美学の融合にも挑戦する。その結果、2015年以降は30以上の国際的なデザイン賞を獲得しており、グローバルでデザイン性においても高い評価を受けていると謳った。
第3世代「ASYM-Light」を採用したモニターライト「ScreenBar Halo 2」
展示会では、今後発売予定の新製品の国内初披露をはじめ、照明製品のタッチ&トライの場も設けていた。
モニターライトからは、「ScreenBar Halo 2」を展示。画面への映り込みを無くし、デスクのみを均一に照らす第3世代の非対称光学技術「ASYM-Light」を採用したモデル。85cm×40cmの範囲を500luxの明るさで照らすことができるため、キーボードや作業スペース全体に、バランスの取れた照明を提供する。
加えてモニターと、モニター周辺環境の輝度差を3:1比率に維持することが推奨されている、IES(卜北米照明学会)とANSI(アメリカ国家規格協会)の指針に沿ったバイアス効果技術「BIAS-Light」も導入することで、長時間の作業でもまぶしさを軽減した環境で、快適に作業ができるとしている。
進化したリモコンを付属しており、明るさや色温度の調整から、ライトモードの切り替え、自動点灯・消灯や自動調光の設定が可能。リモコンにはディスプレイ表示を備えており、明るさや色温度を数値で目視できる。リモコンの周りのリングを回して調整するため、操作もスムーズな点をメリットとしている。
独自構造のクランプ設計を用いていることで、厚さ0.43 – 6cm、湾曲率1000 – 1800Rに対応しているため、薄型モニターだけでなく、厚型や膨らみのあるモデルから湾曲モニター、ベゼルレスモニターまで組み合わせることができる。
併せて「ScreenBar Pro」も展示されていた。本モデルは、非対称光学技術や自動調光・自動点灯消灯機能の搭載、16段階の明るさ調整、8段階の色温度モードなどを備える。
ライト部分がスマイルの形になっていることが特徴的な、アイケアデスクライトの「WiT」も登場。ライトの明るさとノートPCやタブレット画面の明るさによる、高いコントラストを避けるために、500luxの輝度で4000Kの色温度を維持できる、ゾーニング光学技術「ZONA-Light」を搭載しているモデルだ。
周囲は明るく、中央は光を抑えた光学設計を施すことで、画面のグレアを低減でき、快適なスクリーン閲覧をサポートするという。ライトの上部には、リング・ノブが投入されているため、滑らかでスマートな操作ができることもメリットだとした。
国内未発表モデルの親子向けフロアライト「MindDuo Max」を展示
学習用デスクライトからは、「MindDuo 2」が登場。視覚的疲労を軽減し、集中力を向上させる自然に近い十分な明るさを確保しながら、電子機器を使用する場合でも適切な明るさを実現し、さらにシーンに合わせて光の調色が可能になっていることが特徴のモデル。
デスク全体を均一に照らし、子供の目に直接入る眩しい光を抑えるために、照明範囲150%広げるダブルライト技術「OVAL-Light ultra-wide lightning」や、強い直接反射を除去する埋め込み式庇構造「Glare-CUT technology」を採用している。7段階の色温度調整機能に対応。
MindDuoシリーズから、親子向けフロアライトとして誕生したのが「MindDuo Max」だ。国内未発表モデルのひとつであり、2026年10月以降の発売を予定している。
空間全体を包み込む光の「アップライト」と、平均1400luxで手元をくっきりと照らす「ダウンライト」、上下に対向した2つのライトを搭載し、上下ライト13:1の黄金比率で25?の広範囲をやさしく照らすことができるという。
スマート照明モードは、スマホ・タブレットなどモニター視聴に適した「スクリーン閲覧」や、読書に適した「リーディング」、勉強用の「デスク学習」、そして「リラックス」の4モードを選択できる。本体の中心部に、タッチ操作に対応した操作ボタンを備えている。
国内未発表のグランドピアノ向けライト「PianoLight Grande」、ソファーライト「NookLight」を世界初展示
国内未発表モデルからは、グランドピアノ向けライト「PianoLight Grande」が展開されていた。第3世代の3D光学技術「STEREO-Light」を搭載しており、2つの光線を緻密に制御し、楽譜と鍵盤を的確に照らすことができる技術を備える。
330luxで演奏スペース全体を均一に照らし、加えて正確にセットアップできる「水平検知機能」、フレキシブルな位置調整、アイカバーなどの機能を採用する。同スペースに、アップライトピアノ向けライト「PianoLight」も並んでいた。発売は2026年4月以降を予定。
今回の展示会が世界初展示となったのが、2026年10月以降の発売を予定しているソファーライト「NookLight」だ。従来のフロアライトはデザイン性に特化した、装飾用途が強い印象を与えるライトが多かったが、ソファに座って読書やスマホ・タブレットの閲覧に適したライティングを可能にするアイテムとなっている。
上下2つのライトを搭載しており、空間はやさしく、手もとはくっきりと照らせるのが特徴。「OFF-AXIS Light」の技術について、効果的に手もとをライティングできる。ライトの高さは、ソファでの使用に適した高さとなっており、台座にキャスターを付けることで、移動もかんたんな仕様を取り入れた。
スマート照明モードは、「スクリーン閲覧」「リーディング」「おやすみ」から選ぶことができる。リモコンも付属しており、使用するときは手もとにおいて、使用しない場合はマグネットによって、ライト本体にくっつけておける。