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ファーウェイ、性能強化しつつ前機種より低価格化した完全ワイヤレスイヤホン「FreeBuds 7i」
編集部:太田良司ファーウェイは、完全ワイヤレスイヤホン「FreeBuds 7i」を10月24日に発売する。価格は税込12,980円だが、執筆時点でファーウェイ公式の販売ページだと税込11,800円の割引価格になっている。本日10月6日から予約販売を開始。カラーバリエーションはホワイト、ピンク、ブラックの3色を用意している。
FreeBuds 7iは、同社のミドルレンジにあたるモデルで「FreeBuds 6i」の後継モデルとなる。6iの時点でもアクティブノイズキャンセリング(ANC)が強化されていたが、今回の7iでは、それをさらに強化したという「インテリジェント・ダイナミック ANC 4.0」を搭載。さらに、6iよりも本体価格を抑えている。
なお、4サイズのイヤーピースが付属。ANCの効果を最大限に得るために最も合ったサイズを選ぶことを推奨している。
ANC機能は平均28dB、最大55dBまでのノイズ抑制を実現。周囲のノイズに合わせて、逆位相の音波で打ち消す適応型ANCを搭載する。ファーウェイデバイス日本・プロダクトマネージャー橋野 翼氏は「よりハイエンドな音声制御のレスポンス、そしてより深いノイズ制御、さらに低遅延、一層正確な性能を実現しています」とANCの性能をアピールしている。
8mm2 の大型エアベントを採用し、ノイズの音波が耳に届く前に吸収して減速させると同社は説明。また、従来より適応型ANCの遅延が50%短縮され、イヤホンのノイズ追従性能が向上したとアピールしている。
ドライバーには11mmのクアッドマグネットダイナミックドライバーを搭載。これによってクリアなボーカルや豊かなディティール、多層的な音の広がりを提供するとアピールしている。再生周波数帯域は20Hz - 40kHz。
また、Bluetoothの通信規格は5.4 を備え、コーデックはSBC/AACのほか、ハイレゾ相当のデータ量をワイヤレス伝送できるLDACにも対応している。
同社で初となる空間オーディオに対応。6軸のヘッドモーションセンサーを搭載し、立体感や音の定位感が向上することで、360°のサラウンドサウンド体験が可能になったとのこと。また、「トリプルアダプティブEQアルゴリズム」も搭載。内蔵マイクでイヤホンの装着状態を検知し、耳の形状や音量レベルに応じて音質を自動調整する。
3つのマイクに加えて、骨伝導マイクも搭載しており、連携することで最大90dBの騒音や風がある環境でもクリアな通話ができるという。強化されたAIにより、人の声と周囲のノイズを識別し、通話時のノイズを低減するとのこと。
頭の動きだけで、電話の応答や拒否ができるヘッドコントロール機能を備え、電話の着信時に頷くと通話に応答し、顔を横に振ると通話を拒否できる。
IP54の防塵・防水に対応。バッテリー持続時間はANCオフでイヤホン単体8時間、ケース込み最大35時間。充電にかかる時間はイヤホン本体が約40分、ケースのみが約60分。10分間の充電で4時間の連続再生ができる急速充電にも対応する。質量はイヤホン本体が約5.4gで充電ケースが約36g。
今回の発表会でFreeBuds 7iの発売に合わせて、既に発売しているインナーイヤー型完全ワイヤレスイヤホン「HUAWEI FreeBuds 6」の新色ローズゴールドも発表された。10月14日発売予定で、本日より予約販売を開始している。価格は税込21,780円だが、執筆時点でファーウェイ公式の販売ページだと税込15,800円の割引価格になっている。
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