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Amazon、2ウェイスピーカー搭載の「Echo Dot Max」。約40%小型化した「Echo Studio」なども
編集部:太田良司Amazonは、同社AIアシスタントのAlexaと連携する “Echoシリーズ” の新製品として「Echo Dot Max」「Echo Studio」「Echo Show 8」「Echo Show 11」の4製品を発表。予約注文を受付開始した。価格は、Echo Dot Maxが14,980円、Echo Studioが39,980円、Echo Show 8が34,980円、Echo Show 11が39,980円(いずれも税込)。
発表された4製品ともに、生成AI技術による新たなAIアシスタント「Alexa+」に対応できるよう設計されている。Alexa+が日本で使えるようになった際、より最適化された形でAI体験を提供するとのこと。
新たにカスタム設計されたプロセッサーを搭載。「Echo Dot Max」は、高度なノイズフィルタリング機能と優れた会話検知機能を組み合わせた「AZ3」を、「Echo Studio」「Echo Show 8」「Echo Show 11」は、AZ3をさらに進化させた「AZ3 Pro」を搭載する。言語処理や画像認識などの進化するAIに対応するという。
センサー技術「Omnisense」も搭載。AIアクセラレーター上で動作し、音声認識に加えて超音波センサー/Wi-Fi CSI/加速度センサー/映像認識(Showシリーズのみ)などの活用で、より正確に空間の状況を把握できるとのことだ。
さらに、Alexaホームシアター機能も2.1chから最大5.1ch対応まで強化。最大5台のEcho StudioまたはEcho Dot Maxと、対応するFire TVでマルチチャンネルシステムが構築できるようになった。
「Echo Dot Max」
従来の「Echo Dot」はスピーカーが1基のみだったが、本機では重低音を担当する2.5インチのウーファー1基と高音域を担当する0.8インチのカスタムトゥイーター1基による、2ウェイスピーカーシステムを採用。
音響システムも刷新され、スピーカーモジュールを筐体に直接統合することで、より豊かな低音の空間を確保できたと説明。Echo Dot(第5世代)と比較して約3倍の重低音を実現したとのこと。
コンパクトなデザインながら実現した迫力のサウンドを実現した、Echo Dotシリーズ史上最高の音響性能を謳っている。
WiFiは6Eまで対応。外形寸法は109W×99H×109Dmm、質量は約505.3g。
「Echo Studio」
デザインを球体に刷新することなどで、サイズを従来比約40%小型化。スピーカーを包む生地には3Dニット技術を備えることで音の透過性を高めたとしている。
1.5インチのフルレンジドライバー3基に3.75インチのウーファーを1基搭載。空間オーディオ技術とDolby Atmosにも対応している。
WiFiは6Eまで対応。外形寸法は155W×148H×142Dmm、質量は約1,632g。
「Echo Show 8」「Echo Show 11」
ディスプレーを搭載するEcho Showにも新世代モデルを投入。両モデルとも、フロント配置のフルレンジドライバー2基と、カスタムウーファー1基を新たに搭載した。なお、Dolby Atmosなどの空間オーディオフォーマットの再生には対応しない。
ディスプレーは周囲の明るさに合わせて表示を自動的に最適化。Prime Video、YouTubeなどの動画ストリーミングやAmazon Music、Spotify、Apple Musicなどの音楽ストリーミングコンテンツの再生、Alexaの各ウィジェット活用などが行える。なお、動画サービスはNetflixには非対応となる。
本体上部中央に配置された1,300万画素のカメラを内蔵。カメラは自動フレーミングや3.3倍ズームに対応するほか、ノイズ低減技術も備えている。そのほかWi-Fiは6Eに対応している。
Echo Show 8は、8.7インチHDタッチスクリーン(1340×800)を搭載するモデル。外形寸法・重量は208W×150H×127Dmm・約1,049g。
Echo Show 11は、10.95インチフルHDタッチスクリーン (1920×1200)を搭載するモデル。外形寸法・重量は、255W×182H×127Dmm・約1,302g 。