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公開日 2025/07/15 19:28
ノイキャンの知見を投入

ソニー、1000Xシリーズの技術を活用したヘッドセット。アメフト「NFL」コーチ用に専用開発

編集部:小野佳希


ソニーは、フラグシップワイヤレスヘッドホン「1000Xシリーズ」のノウハウを活用したというヘッドセットを開発。米国のプロアメリカンフットボールリーグであるNational Football League(NFL)が、NFLコーチ用のヘッドセットとして2025年シーズンより導入すると発表した。


1000Xシリーズの開発から得た知見や技術、特にノイズキャンセリング技術のノウハウを活用。100デシベルを超える実際の観客騒音下でテストを実施し、ノイズキャンセリングのアルゴリズムをスタジアムの環境に最適化しているという。また、専用設計のマイクを搭載し、コーチの声を分離して強調することにより、フィールド上で常に明瞭なコミュニケーションを実現するとアピールしている。


さらに、雨や雪などの厳しい気象条件や、極端な暑さや寒さなどにも耐えられる設計になっているとのこと。落下テストも実施することで、試合環境で求められる堅牢性を確保したという。また、人間工学に基づいた設計により、長時間の着用や、激しく動く状況においても安定した装着感を維持するとも説明している。


なお、音声の伝送には有線接続したベルトパックを通じて、Verizon BusinessのManaged Private Wireless Solutionを活用する。


本ヘッドセットは、2025年のNFLシーズンにおいて全32チームに導入予定。ソニーとNFLは2024年からテクノロジーパートナーシップを結んでいるが、「本ヘッドセットの導入により、協力関係を新たな段階へと進め、フットボールに技術革新をもたらします」とコメントしている。

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