トップページへ戻る

ニュース

HOME > ニュース > AV&ホームシアターニュース

公開日 2025/06/19 11:00
画質/音質をアップデート、レグザインテリジェンスにも対応

レグザ、大画面77型まで取りそろえたハイグレード4K有機ELテレビ「X8シリーズ」

ファイルウェブ編集部

TVS REGZAは、同社テレビ “4K有機ELレグザ” の2025年夏モデルとなる “X8シリーズ” 4機種を、7月25日(金)に発売する。価格はオープン。ラインナップおよび市場での予想実売価格はそれぞれ以下のとおり。


4K有機ELレグザ “X8シリーズ”


・77型「77X8900R」:税込803,000円前後
・65型「65X8900R」:税込462,000円前後
・55型「55X8900R」:税込352,000円前後
・48型「48X8900R」:税込286,000円前後



「77X8900R」


2024年に発売した「X8900N」の後継に位置づけられる、4K有機ELレグザのハイグレードモデル。上位モデルの技術を導入してさらに画質を高めた有機ELパネルや、迫力とクリアネスを両立したサウンドシステム、AI技術とセンシング技術を組み合わせて一層快適な視聴体験を実現する「レグザ インテリジェンス」などを新たに搭載。サイズのラインナップについても、より幅広いユーザーニーズに応えるべく、従来の65型/55型/48型に大画面の77型を加えた4サイズを取りそろえた。


なお同社は、本モデルの発売とともに “レグザ” 全シリーズの命名規則を一新。例として、4K有機ELレグザのフラグシップは “X9シリーズ”、4K Mini LED液晶レグザのフラグシップは “Z9シリーズ” というように、シリーズの呼び方が統一される。


映像面の主な特徴として、48型を除く3機種に新開発の高効率有機ELモジュールを採用。従来モデルから約1.3倍の輝度アップを果たすとともに、「低反射ARコート」によって外光の映り込みも3割近くカット、加えて可変リフレッシュレート(VRR) 144Hzにも対応した。パネル背面には高放熱冷却システムも配置する。



輝度や映り込みを改善した有機ELパネルを搭載


映像エンジンは、上位シリーズと同等の「レグザエンジンZRα(ゼットアールアルファ)」に刷新。ディープニューラルネットワークを駆使した高いAI処理能力を備え、さまざまな高画質化機能に対応する。


例えば「AIシーン高画質PRO」では、夜景/花火/星空の3種類のシーンに対して独自の信号処理を行い、実際にその場にいるかのようなリアリティある映像を再現。「AI超解像」では映像に応じた適切な超解像技術を適用し、地デジなどの4K以下のコンテンツも非常に精細に映し出せるとしている。



「レグザエンジンZRα」を搭載し、AI技術を活用した高画質化技術に対応


また、AI/センシング技術を複合したレグザ インテリジェンス機能をサポート。Googleの生成AI Geminiと連携し、断片的な情報からでも精度の高い音声検索が行える「レグザAIボイスナビゲーター」、スポーツ中継の実況やスタジアムの歓声など、コンテンツの任意の音を強調して聴き取りやすくできる「レグザAI快適リスニング」が利用できる。レグザAIボイスナビゲーターは、7月下旬に予定するソフトウェア・アップデートにより対話形式の音声検索も可能になるという。





 



AIとセンシング機能を駆使したレグザ インテリジェンスに対応し、「レグザAIボイスナビゲーター」「レグザAI快適リスニング」といった機能を使用できる


このほかにも、好きなジャンルや出演者などをキーワードに、放送番組からネット配信までシームレスなコンテンツ検索ができる「ざんまいスマートアクセス」、2画面表示機能「ダブルウィンドウ」、スマートフォンやタブレットからのスクリーンミラーリングといった便利な視聴機能を搭載した。


サウンド面では、従来モデルから引き続き、Eilex社の技術を活用して音像定位の自然さや音声のリアリティを高める「レグザ サウンドプロセスVIR」を採用。これに加え、最大9基のスピーカーユニットをマルチアンプで駆動する「レグザ重低音立体音響システムX」を搭載した。


スピーカー/アンプの構成はモデルごとに異なり、77型は2ウェイ・トップスピーカー4基/2ウェイ・メインスピーカー4基/“重低音バズーカ” ウーファー1基の計9基を100Wマルチアンプで同時駆動。トップスピーカーにより再生周波数帯域をこれまで以上に広げつつ、迫力ある重低音とクリアなサウンドの両立を図った。



「レグザ重低音立体音響システムX」


65型/55型では、トップスピーカー2基/2ウェイ・メインスピーカー4基/ウーファー1基の計7基を60Wマルチアンプで同時駆動。48型は、トップトゥイーター2基/2ウェイ・メインスピーカー6基の計8基を60Wマルチアンプで同時駆動し、重低音を強調するパッシブラジエーターも装備する。


チューナーは、4K衛星放送 2基/地デジ 3基/BS・110度CS 3基を内蔵。HDMIポートは4系統搭載し、うち1系統がeARC/ARCに対応。4K 120p入力、VRR、自動低遅延モード(ALLM)といったHDMI2.1の各機能もサポートする。48型を除く3機種は、4K 144p入力も対応している。







付属リモコンも従来モデルからデザインをアップデート。音声検索ボタンなどを大きくしたほか、ボタンにわずかな傾斜をつけて指がかりを改善している


ほかインターフェースとして、光デジタル音声出力、LAN端子、USBポート(録画専用×/汎用×1)、ヘッドホン出力を搭載。ネットワークはWi-Fi 6(IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax)に対応する。


 

関連リンク

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 レコードの音楽を読み取って光るターンテーブル。オーディオテクニカ「Hotaru」一般販売スタート
2 ダイソンとPORTERがコラボした特別デザインのヘッドホンとショルダーバッグ。全世界380セット限定販売
3 LUMINの進化は終わらない。初のディスクリートDAC搭載「X2」の思想を開発担当者に訊く!
4 Spotif、2025年に最も聴かれた邦楽は「ライラック」。国内外で最も聴かれた楽曲・アーティストの年間ランキング発表
5 DUNU、7ドライバー/トライブリッド構成を採用したイヤホン「DN 142」
6 カセットテープとともに過ごすカフェ「CASSE」。12/17渋谷でグランドオープン
7 Vento、3次元特殊メッシュを採用したハイブリッド拡散パネル「DAP180 / DAP120」
8 AVIOT、最大120時間再生と小型軽量を両立したオンイヤー型Bluetoothヘッドホン「WA-G1」
9 サンワサプライ、省スペース設置できる木製キャビネットのサウンドバー「400-SP120」
10 アイレックス、ALBEDO/AUDIAブランド製品の価格改定を発表。2026年1月1日より
12/5 10:47 更新

WEB