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QoA、骨伝導ドライバーを搭載したカクテルモチーフのハイブリッドイヤホン「Martini」
編集部 : 伴 修二郎サウンドアースは、同社取り扱いブランドQoA(Queen of Audio)から、骨伝導ドライバー搭載のハイブリッドイヤホン「Martini(マティーニ)」を、6月18日より発売する。価格はオープンだが、税込98,335円前後での実売が予想される。
Martiniは、6mm径リキッド振動板ダイナミックドライバー1基、バランスド・アーマチュアドライバー(BA)ドライバー4基、そして10mm径骨伝導ドライバー1基を搭載した、4ウェイ/6ドライバー構成のハイブリッドイヤホン。チューニングおよびデザインコンセプトは、カクテルの「マティーニ」をモチーフとしている。
低域用として、超低周波に対応する骨伝導ドライバーと、空気伝導のダイナミックドライバーをデュアル搭載することで、パワフルなローエンド再生を追求。QoA独自のリキッド振動板は共振を抑え、周波数帯域を拡大させることで、よりクリアなディテールを再現するという。
中域用として、Knowles製のフルレンジBAドライバーを2基搭載。正確なクロスオーバー技術を用いることでドライバーを中音域に集中させ、複雑な音楽でもボーカルをよりクリーンに、ディテールをよりクリアにすると謳う。
高域・超高域用には、カスタムBAドライバーを1基ずつ搭載。高速で正確な高域を実現して繊細なディテールを捉えることで、各楽器が明瞭に際立ち、豊かな音楽層を持つ生き生きとしたサウンドステージを作り出すとしている。
サウンドチューニングでは、カンパリ、ベルモット、ジンを3:5:2の割合でブレンドするマティーニのレシピになぞらえ、低音、中音、高音に3:5:2の比率を適用。カクテルの味わいと同じように深みがありバランスがとれた、豊かでありながらクリアなサウンドを目指したとのこと。
ケーブルには6N単結晶銅導体とリッツ構造を採用。豊かな低音や広い音場のボーカル、滑らかで聴きやすい高音を提供するという。イヤホン側コネクターは0.78mm 2pin、着脱式のプラグは4.4mmバランスを備える。ケーブル長は1.2m。
イヤホン本体のデザインも、マティーニを注いだカクテルグラスのようななめらかな曲線や、つや消しのテクスチャー、グラスの中で優しく渦を巻く飲み物をイメージした、きらめく光のエフェクトが特徴と謳っている。
付属のイヤーピースには、バランスのとれたサウンドで骨伝導にも最適な「AZLAクリスタルイヤーチップ」、クリアな高音と広い音場を提供する「スパイラルイヤーチップ」、ブーストされた深い低音を実現する「TRIカラー・イヤーチップ」の3種を同梱する。
再生周波数帯域は20Hz - 20kHz、インピーダンスは14Ω、感度は105dB。ほか付属品として、本革収納ケース、クリーニングクロスなどを同梱する。