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公開日 2025/03/13 15:56
ダイナミック/平面/ピエゾの3ドライバーを同軸配置

シャオミ、Wi-Fiオーディオ伝送対応のトリプルドライバー完全ワイヤレスイヤホン「Xiaomi Buds 5 Pro」

編集部:成藤正宣

シャオミ・ジャパンは、ダイナミック/平面/ピエゾの同軸トリプルドライバー構成を採用した完全ワイヤレスイヤホン「Xiaomi Buds 5 Pro」を、本日3月13日(木)より順次発売する。



△「Xiaomi Buds 5 Pro」通常モデル(チタングレー/セラミックホワイト)


通常モデル(Bluetooth版)に加え、クアルコムの技術「XPAN」を用いたWi-Fiオーディオ伝送に対応するWi-Fiモデルもラインナップ。市場での予想実売価格は、通常モデルが税込24,980円前後、Wi-Fiモデルが税込27,980円前後となる。



△「Xiaomi Buds 5 Pro」Wi-Fiモデル(トランスパレントブラック)


主に低域を担当する11mm口径のデュアルマグネットダイナミックドライバー、広いサウンドステージを再現するプラナー(平面)ドライバー、明るくクリアな高域を表現するピエゾ(圧電)トゥイーターの計3基を同軸配置し、さらに2基のアンプチップを備えた「デュアルアンプ同軸トリプルドライバー」構成を採用。アンプは低域に1基、中〜高域に1基を接続し、各帯域の信号干渉を抑えて音の明瞭度を高めているという。



△3種類のドライバーを同軸配置し、さらにアンプも2基搭載


ソフトウェアチューニングも改良し、従来モデルよりも深い低域再生が可能に。Harmanとの協業により搭載した「Harman AudioEFXチューニング」や複数のEQプリセット、内蔵センサーと連動したヘッドトラッキング機能、個々人の聴覚特性に最適化できる3Dオーディオ機能なども備え、同ブランドの完全ワイヤレスイヤホンとして最高峰の音質を実現したとする。



△アプリ「Xiaomi Earbuds」の画面。接続状況や「Harman AudioEFX」のオンオフなども確認できる


アクティブノイズキャンセリング(ANC)機能も搭載し、従来モデルからノイズ低減性能を向上。5kHzまでの幅広い帯域をカバーし、最大55dBのノイズ低減が可能だと謳っている。ANCの強度は、騒音の程度や好みに合わせてマルチレベルで調節することが可能。通話においてもAIアルゴリズムによって背景雑音を低減し、風速15m毎秒までの風切り音もカットしてクリアな会話が行えるとする。



△装着イメージ


Bluetoothバージョンは5.4で、クアルコムSnapdragon Soundに準拠。コーデックはaptX Lossless/aptX Adaptive/AAC/SBCをサポートし、Bluetooth LE AudioのLC3コーデックにも対応する。2台のデバイスと同時ペアリングしてシームレスに切り替えられるマルチポイントも利用できる。


これに加えWi-Fiモデルでは、クアルコムのXPANテクノロジーを採用する。これはBluetoothオーディオプロファイルをWi-Fi経由で伝送する技術で、対応する端末との接続時、最大4.2Mbpsで安定した低遅延のロスレスオーディオ伝送を実現する。Wi-Fiオーディオ伝送は、現時点(2025年3月)では同ブランドのスマートフォン「Xiaomi 15 Ultra」との接続時のみ利用可能。対応端末は今後順次拡大するとのこと。







△Wi-Fiモデルは、クアルコムXPAN技術によりXiaomi 15 UltraとWi-Fiオーディオ伝送が可能


ほか、Xiaomi Hyper OSおよびアプリ「Xiaomi Earbuds」をインストールしたデバイスでは、さまざまな便利機能が利用可能。ケースのボタンを押すことで最大4時間の録音を行ったり、20言語に対応したAI翻訳、イヤホンのタッチ操作によるカメラシャッターやボイスアシスタント起動などが用意される。これらの機能は4月末頃のソフトウェア・アップデートにて提供される。


連続再生時間は、イヤホン単体で約8時間、ケース充電併用で約40時間。10分の充電で約4.5時間再生できる急速充電に対応する。イヤホン本体はIP54等級の防水防塵にも対応する。

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