トップページへ戻る

ニュース

HOME > ニュース > AV&ホームシアターニュース

公開日 2025/01/10 14:27
ソニー独自のにおい制御技術をソニーストア銀座で体験

ゲームの世界に映像+音声+“香り” で没入!ソニーストアで『インフィニティニキ』コラボイベント開催中

編集部:成藤正宣
全国5か所に展開するソニー直営店 ソニーストアでは、本日1月10日(金)から2月3日(月)まで、ゲーム『インフィニティニキ』とのコラボレーションイベント「ニキと旅するソニーストア〜無限な世界へ、いざ〜」を開催。ソニー製品によるゲームの試遊やサウンドトラックの試聴、限定ポストカードが貰えるスタンプラリー、ゲーム内アイテムのプレゼントなどが用意されている。

中でもソニーストア銀座では、映像/音声に加え “香り” も連動させた体験コンテンツが設置されている。今回はその模様をお伝えしよう。

ソニーストア銀座の『インフィニティニキ』コラボイベントを体験

『インフィニティニキ』は、“着せ替え(コーデ)” をテーマにした『ニキ』シリーズの第5作目。シリーズで初めてオープンワールドの要素を採用しており、広大な世界で探索やアクション、フォトモードでの撮影などが楽しめる。2024年12月5日にサービスを開始し、PC/PlayStation 5/Android/iOSにて基本無料で配信中だ。

今回のコラボレーションイベントでは、全国5か所のソニーストア(銀座/札幌/名古屋/大阪/福岡天神)の店内が『ニキ』のデコレーションで染め上げられる。店内各所にはLINEと連動した “星” が隠されており、QRコードを読み込んで集めるとオリジナル図柄のポストカードがプレゼント。さらに、各店舗公式LINEとMy Sonyを連携させると、ゲーム内アイテムの引き換えコードをもらうこともできる。

店内のテレビ “BRAVIA” では映像コンテンツも再生

ゲーミングブランド “INZONE” 製品を使って『インフィニティニキ』本編を試遊したり、イヤホン/ヘッドホン、スピーカーで『インフィニティニキ』オリジナルサウンドトラックを試聴できるスペースも用意。試聴スペースでは、『ニキ』と同じようにケースの “着せ替え” が特徴の完全ワイヤレスイヤホン「LinkBuds Fit」がフィーチャーされていた。

INZONEのヘッドセットやモニターで『インフィニティニキ』を試遊できる


サウンドトラック試聴コーナーのXperiaと「LinkBuds Fit」

「LinkBuds Fit」はケースによる “着せ替え” も特徴。ソニーストアでは、2ピースに分かれたケースをそれぞれ別のカラーで購入することができる

展示の中でも、ソニーストア銀座でのみ体験できるユニークなコンテンツが「ニキと過ごす一日」だ。ソニーストア銀座に設置された2.4m四方の立方体空間「SHIKAKU(シカク)」の中で、『インフィニティニキ』の世界を紹介する映像コンテンツを没入感深く楽しめるというものだが、今回このSHIKAKUの内部にソニー独自のにおい制御モジュール「Grid Scent(グリッド セント)」の試作機が導入。映像、音声だけでなく、シーンに応じた “香り” を漂わせて、コンテンツの臨場感を一層高める試みがなされている。

ソニーストア銀座のみ設置された体験スペース「SHIKAKU」

医療向けの技術研究から誕生したというGrid Scentは、「パーソナルな狭い範囲だけに香りを広げることができる」「異なる種類の香りを、混ざることなく瞬時に切り替えることができる」点が大きな特徴だ。これは放出する香りの成分をほんの少量にすることで実現しているといい、香りの成分が人間の嗅覚で感じ取れない濃度まで素早く薄まるため、狙った範囲/時間だけ香りを届けられるのだという。香り成分を収めたカートリッジは小型で場所をとらず、機材の中に複数搭載すれば様々な香りを使い分けることもできる。

実際にSHIKAKUの中でコンテンツを体験すると、キャラクターがラベンダー畑に立った瞬間、フローラルな少し甘い香りがふわりと周囲に漂う。あまり匂いに詳しくも敏感でもない筆者が、ハッキリとラベンダーだと知覚できる濃さだ。それでいて、映像のシーンが切り替わった途端にサッと香りが収まり、後を引かない。湖畔、山道とシーンが切り替わるごとに、それぞれの情景を連想させる香りが次々と現れては消えていくのは、とても新鮮な体験だった。

「SHIKAKU」内に設置されたGrid Scentの機材。熱も超音波も使わず、気流とファンだけで香りを届けるという

担当者によれば、今回の展示では7、8種類ほどの香りをあらかじめプログラムしたタイミングで切り替えているという。技術的には、HDMIや音声信号、AIの映像解析などに連動させることも可能とのことで、今後の発展にも期待が持てる。

映像は大画面75型の4K液晶テレビ “BRAVIA 9” 「K-75XR90」、音声はサウンドバー “BRAVIA Theatre Bar 9” 「HT-A9000」とワイヤレスリアスピーカー「SA-RS5」のサラウンド環境で再生。視覚/聴覚に加えて嗅覚と、五感のうち3つに訴えるコンテンツは、想像以上に臨場感にあふれていた。『ニキ』シリーズのことをあまり知らないという人でも、滅多にない面白い体験ができるはずだ。

大画面の “BRAVIA 9”「K-75XR90」とサウンドバー/リアスピーカーのサラウンド環境に “香り” が加わり、一味違う臨場感が味わえる

関連リンク

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 レコードの音楽を読み取って光るターンテーブル。オーディオテクニカ「Hotaru」一般販売スタート
2 ダイソンとPORTERがコラボした特別デザインのヘッドホンとショルダーバッグ。全世界380セット限定販売
3 LUMINの進化は終わらない。初のディスクリートDAC搭載「X2」の思想を開発担当者に訊く!
4 Spotif、2025年に最も聴かれた邦楽は「ライラック」。国内外で最も聴かれた楽曲・アーティストの年間ランキング発表
5 DUNU、7ドライバー/トライブリッド構成を採用したイヤホン「DN 142」
6 カセットテープとともに過ごすカフェ「CASSE」。12/17渋谷でグランドオープン
7 Vento、3次元特殊メッシュを採用したハイブリッド拡散パネル「DAP180 / DAP120」
8 AVIOT、最大120時間再生と小型軽量を両立したオンイヤー型Bluetoothヘッドホン「WA-G1」
9 サンワサプライ、省スペース設置できる木製キャビネットのサウンドバー「400-SP120」
10 アイレックス、ALBEDO/AUDIAブランド製品の価格改定を発表。2026年1月1日より
12/5 10:47 更新

WEB