トップページへ戻る

ニュース

HOME > ニュース > AV&ホームシアターニュース

公開日 2024/11/14 00:00
Bluetooth接続はLDAC/aptX Adaptiveに対応

MUSE HiFi、真空管搭載ポータブルDAC/AMP「M5 ULTRA」。ESS社と独自回路を共同開発

編集部:松原ひな子
リアルアシストは、MUSE HiFi(ミューズハイファイ)ブランドから、Bluetooth接続対応のポータブルDAC/AMP「M5 ULTRA」を11月16日に発売する。価格は49,900円(税込)。

「M5 ULTRA」

M5 ULTRAは、DAC部に米Raytheon社製の軍用グレード5極真空管「JAN 6418」を採用したポータブルDAC/AMP。ヘッドホン出力端子に3.5mmアンバランス/4.4mmバランスを備え、どちらを使用した際も真空管特有のサウンドを提供するとしている。またUSB Type-Cでの有線接続ならびにBluetoothでの無線接続に対応。

軍用グレード5極真空管「JAN 6418」を採用

DACチップはESS社製「ESS9038Q2M」をベースに、ESSの工場で共同開発を行い、JAN 6418専用のカスタマイズを施した。ヘッドホンアンプを独立させた独自の構造を採用し、Bluetooth信号をJAN 6418に直接伝達することで、バックグラウンドノイズや電流の干渉を排除。真空管の動作中でも適用されるといい、JAN 6418はこれによって、Bluetooth対応のオーディオ製品に搭載が可能になったとしている。

また、真空管アンプ特有の振動をノイズとして拾ってしまう「マイクロフォニック」への対策として、専用設計のショックアブソーバーを投入。ポータブルでの使用に適した対策を施したとアピールする。ほかAccusilicon社製 “AS318-Bシリーズ” から45.158MHz/49.152MHz対応のクロックを各1基ずつ搭載。回路全体に高精度かつ低ジッターなクロックソースを提供し、音質に寄与するとした。

専用設計のショックアブソーバーを搭載

Bluetooth接続用のSoCはクアルコム「QCC5125」を採用。コーデックはLDAC/aptX Adaptiveなどをサポートする。

クアルコム「QCC5125」によってオーディオ品質と安定性を確保

LOW/MEDIUM/HIGHといった3段階のゲインモードに加えて、7種のフィルターモードを備え、デジタルフィルターの切り替えによってそれぞれ異なる音色が楽しめる。また本モデルでは、新たに真空管およびトランジスタモードを実装した。操作画面は従来の多層階での設定ページをなくし、すっきりとシンプルなUIデザインへと刷新した。

本体は窓越しに内部回路が透けて見えるトランスペアレントデザインを採用。100段階のボリュームコントロールを装備し、細かく調整できる。USB Type-C端子はデータ通信用/充電用の2系統に分離することで、充電にともなうノイズの影響を抑制。USB Type-C – USB Type-Cケーブル、USB Type-C – Lightningケーブルなどが本体に同梱される。内蔵バッテリーによる連続再生時間は約10時間としているほか、QC4.0+PDによる急速充電に対応、最短2時間でフル充電が可能という。外形寸法は62W×100H×18Dmm、質量は160g。

関連リンク

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 レコードの音楽を読み取って光るターンテーブル。オーディオテクニカ「Hotaru」一般販売スタート
2 ダイソンとPORTERがコラボした特別デザインのヘッドホンとショルダーバッグ。全世界380セット限定販売
3 LUMINの進化は終わらない。初のディスクリートDAC搭載「X2」の思想を開発担当者に訊く!
4 Spotif、2025年に最も聴かれた邦楽は「ライラック」。国内外で最も聴かれた楽曲・アーティストの年間ランキング発表
5 DUNU、7ドライバー/トライブリッド構成を採用したイヤホン「DN 142」
6 カセットテープとともに過ごすカフェ「CASSE」。12/17渋谷でグランドオープン
7 Vento、3次元特殊メッシュを採用したハイブリッド拡散パネル「DAP180 / DAP120」
8 AVIOT、最大120時間再生と小型軽量を両立したオンイヤー型Bluetoothヘッドホン「WA-G1」
9 サンワサプライ、省スペース設置できる木製キャビネットのサウンドバー「400-SP120」
10 アイレックス、ALBEDO/AUDIAブランド製品の価格改定を発表。2026年1月1日より
12/5 10:47 更新

WEB