トップページへ戻る

ニュース

HOME > ニュース > AV&ホームシアターニュース

公開日 2023/07/19 23:00
サミュエル・ロスがデザインを担当

Beats、新ドライバー搭載のANC Bluetoothヘッドホン「Beats Studio Pro」。USBオーディオにも対応

編集部:成藤 正宣
Beatsは、アクティブノイズキャンセリング(ANC)機能を搭載したオーバーイヤー型Bluetoothヘッドホンの新モデル「Beats Studio Pro」を、2023年8月9日16時よりApple Online Storeにて発売する。価格は49,800円(税込)。なお、8月10日よりApple Store実店舗、および各正規販売店でも順次販売を開始する。

「Beats Studio Pro」(Image: Beats)

2017年に発売した「Beats Studio3 Wireless」の後継モデルにして、2008年から続くANCヘッドホン “Beats Studioシリーズ” の最新世代モデル。英国のデザイナー、サミュエル・ロス氏が “プリンシパルデザインコンサルタント” としてデザインをブラッシュアップする一方、音質や通話品質、接続性なども改良したとしている。

Beatsのプリンシパルデザインコンサルタントとしてサミュエル・ロス氏が参加(Image: Beats)

音質における強化点として、新たに開発した40mmドライバーユニットを搭載。デジタル処理と組み合わせることで、大音量でも歪みの少ない再生音を実現し、従来モデルから大幅な音質向上を果たしたと謳っている。

Apple Musicなどで配信されている空間オーディオ(Dolby Atmos)コンテンツの再生や、ダイナミックヘッドトラッキングもサポート。iOS 16以降を搭載したiPhoneから利用できる、空間オーディオの聴こえ方をユーザーにあわせて最適化する「パーソナライズされた空間オーディオ」設定にも対応する。

新しい40mmドライバーを搭載。Appleの空間オーディオもサポートする(Image: Beats)

リアルタイムで周囲のノイズを検知する、完全アダプティブ型のANCも搭載。外音取り込みモード(トランスペアレンシーモード)への切り替えや、ANCオフにも対応する。マイクの性能が従来モデルから27%向上したため、通話品質も高まっているという。

さらに本モデルでは、Class 1 Bluetoothによるワイヤレス接続/3.5mmケーブルを使ったアナログ接続に加え、USB Type-Cケーブルを使ったデジタル接続(USB-Cオーディオ)にも対応。本体を充電しながら48kHz/24bitまでの音源フォーマットを楽しめるとする。

USB Type-Cケーブルでのオーディオ接続に対応。48kHz/24bitまでの伝送をサポートする(Image: Beats)

USB-Cオーディオ時のみ、3種類のEQサウンドプロファイルを切り替えることも可能。最もトーンバランスに優れるという標準プロファイル「Beats Signature」のほか、映画やゲームなどの迫力をさらに強める「Entertainment(エンターテインメント)」、通話やポッドキャストのような声中心のコンテンツを聞き取りやすくする「Conversation(会話)」が用意される。

装着性の面では、新設計のイヤーパッド「UltraPlush」を採用。低反発フォーム素材をシームレスなレザー素材で包んでおり、長時間の装着でも快適な着け心地と高い耐久性を両立しているとのこと。

チップセットはBeats独自開発のものを搭載し、Apple/Androidデバイスのどちらでも同等の機能が扱えるよう、高い互換性を追求している。例えばAppleデバイスではiCloudアカウントと紐づいたワンタッチペアリングや、Siriボイスアシスタント、紛失した場合の「探す」アプリによる追跡、ワイヤレスアップデートなどが利用できる。

一方Androidデバイスにおいても、Google Fast PairによるGoogleアカウントと紐づいた簡単ペアリングや、「デバイスを探す」機能による位置追跡、「Beats」アプリ経由でのアップデートやカスタマイズが可能だ。

Bluetooth接続時の連続再生時間は、ANCオフで最長40時間、ANCオンで最長24時間。急速充電機能のFast Fuelを搭載し、約10分間の充電で約4時間再生が可能だとしている。

カラーバリエーションはブラック/ネイビー/サンドストーン/ディープブラウンの4色。質量は約260g。

関連リンク

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 Apple MusicとiCloud+を使ってる? なら「Apple One」にした方がおトク!
2 手の届きやすい価格で迫力満点サウンド!AVIOT「TE-W1」「TE-W1-PNK(ピヤホン8)」を徹底レビュー
3 ソニー、4KからフルHD+ディスプレイに回帰したフラグシップスマホ「Xperia 1 VI」
4 女子プロゴルフ「ブリヂストンレディスオープン」5/16から4日間の放送・配信予定
5 【moraアニソンTOP10】アクセル全開すぎる『ガールズバンドクライ』に“爪痕”つけられた人、続出中!
6 レコード再生で使う「フォノイコライザー」の役割とは? 選び方のポイントは?
7 カロッツェリア、Apple CarPlay/Android Auto対応のディスプレイオーディオ「DMH-SZ500」
8 Apple Musicが「史上最高のアルバム100枚」を発表。10日間にわたり10作品ずつ公開
9 高まった装着感とリーズナブルな価格。Shokz「OpenFit Air」は“ながら聴き”イヤホン最良の選択肢
10 LG、360度回転アーム搭載の4Kプロジェクター「CineBeam Q」。超小型でバッテリーも内蔵
5/17 11:27 更新

WEB