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公開日 2023/04/20 16:44
BGMや背景音は変えずにセリフだけ強調

Amazon、プライム・ビデオに新機能「ダイアログブースト」。セリフの音量だけ増強し聞き取りやすく

編集部:小野佳希
Amazonは、プライム・ビデオにおいて、セリフの音量だけを上げて聞き取りやすくする「Dialogue Boost(ダイアログブースト)」機能を追加。「トム・クランシー/CIA分析官 ジャック・ライアン」などAmazonオリジナル作品を中心に、同機能の提供を開始した。

利用イメージ

なお、海外発表したもので、日本では特にアナウンスされていない。しかし編集部で試したところ、英語音声に対してのみではあるものの、日本のプライムビデオでも利用できるようになっていることが確認できた。

BGMや背景音などの音量は変えず、セリフのボリュームだけをブーストする機能。聴覚に障害のあるユーザーのニーズを想定しているものの、もちろんそれ以外の人でも個人の好みに合わせて機能を使用できる。他社配信サービスに先駆けた、業界初の取り組みだとAmazonはアピールしている。

同機能では、作品の元の音声をAIが分析し、BGMや効果音などで会話が聞き取りにくいポイントを特定。そこから会話部分を分離、強調することで、セリフを聞き取りやすくする。これは例えば、ホームシアターシステムのセンターチャンネルで全体的に増幅するようなものではなく、会話の部分に的を絞ったものであるため、スマートフォンやタブレットといった端末、および場所などの環境を選ばず利用できるとしている。

スマホやタブレットからも利用可能

作品再生中の音声と字幕のドロップダウンメニューから同機能を利用可能。対象作品では、音声トラックに「English Dialogue Boost: Medium」「English Dialogue Boost: High」などのように選択肢が用意されている。

前述した「トム・クランシー/CIA分析官 ジャック・ライアン」のほか、「マーベラス・ミセス・メイゼル」「ハーレム」といったAmazonオリジナル作品の最新シーズンで利用可能。そのほか、映画「ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ」などでも利用できるようになっている。

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