トップページへ戻る

ニュース

HOME > ニュース > AV&ホームシアターニュース

公開日 2022/07/15 12:07
2種類ある内のハイエンド版かもしれません

アップルのAR/VRヘッドセット、第2世代でさらに軽量化? 通話も強化され2024年発売との噂【Gadget Gate】

多根清史
アップルが開発中と噂されるAR/VRヘッドセットは2023年の初頭に発売が予想されているが、すでに第2世代モデルに取り組んでいるとの観測も相次いでいる。そして、さらにそれを裏付けるサプライチェーン情報が伝えられている。

Image:amenic181/Shutterstock.com

この噂の発信源は、韓国の電子産業情報誌ET Newsだ。第1世代モデルは今年(2022年)第4四半期に量産開始し、2023年初めの発売に向けて準備が進められているが、初代製品ゆえに生産台数はそれほど多くないという。価格は3,000ドルになるとの説もあり、それゆえ出荷量も絞られるのかもしれない。

第1世代のヘッドセットに用いられる部品として、ソニーとLGディスプレイが供給する薄型で電力効率に優れたMicro OLEDディスプレイ、LG Innotekの3Dセンシングモジュール3つ、中国企業が供給する中低スペックのカメラが搭載されるとのこと。これらは、おおむね既報の通りである。

この第1世代モデルではエンターテインメントとゲームに特化しつつも、第2世代の製品をより優れたものにするための、テスト機器としても期待されているという。その第2世代は2024年に発売される予定であり、より軽量なデザインや通話機能、LG Innotekの超高精細カメラがセールスポイントになると伝えられている。

今回の「第2世代モデル」は高性能が強調されている感があるが、そのためにはコストが下げにくいはず。先日、有名アナリストMing-Chi Kuo氏は、ハイエンド/手頃な価格の2モデルが用意される可能性が高いと述べていたが、そのうちハイエンド版を指しているのかもしれない。

また、わざわざ「通話機能」に重きが置かれているのも気になるところだ。大手メディアBloombergのMark Gurman記者は、AR/VRヘッドセットではFaceTimeによるビデオ通話ができ、ミー文字やSharePlayが中心になると述べていたこともある。

つまり、通話機能は「第1世代ヘッドセットでもできて当然」と思われていたわけだ。逆に「できない」とはならないよう祈りたい。

Source: ET News
via: MacRumors

テック/ガジェット系メディア「Gadget Gate」のオリジナル記事を読む

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 BRAVIAが空飛ぶ時代? 動画コンテンツの楽しみ方に押し寄せた大きな変化を指摘するソニーショップ店長。超大画面はさらに身近に
2 ネットワークオーディオに、新たな扉を開く。オーディオ銘機賞の栄えある“金賞”、エソテリック「Grandioso N1」の実力に迫る
3 Nothing、最大40%オフのウィンターセール開催
4 LG、世界初のDolby Atmos FlexConnect対応サウンドバー「H7」。オーディオシステム「LG Sound Suite」をCESで発表へ
5 「ゴジラAR ゴジラ VS 東京ドーム」を体験。目の前に実物大で現れる“圧倒的ゴジラ”の臨場感
6 衝撃のハイコスパ、サンシャインの純マグネシウム製3重構造インシュレーター「T-SPENCER」を試す
7 AVIOT、“業界最小クラス”のANC完全ワイヤレス「TE-Q3R」。LDAC、立体音響にも対応
8 ソニー「WH-1000XM5」に“2.5.1”アップデート。Quick AccessがApple Music/YouTube Musicに対応
9 「HDR10+ ADVANCED」が正式発表。全体的な輝度向上、ローカルトーンマッピングなど新機能も
10 クリプトン、左右独立バイアンプ機構のハイレゾ対応アクティブスピーカー「KS-55HG」新色 “RED”
12/19 11:02 更新

WEB