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公開日 2022/06/27 18:08
新開発ダイナミックドライバーなど搭載

See audio、1DD/2BA/2静電ドライバーのハイブリッドイヤホン「MIU」

編集部:伴 修二郎
リアルアシストは、同社が取り扱うSee audioブランドから、ダイナミックドライバー+BAドライバー+静電ドライバー搭載のハイブリッド型IEM「MIU」(ミュー)を7月下旬から発売する。価格は87,000円(税込)。

「MIU」

「MIU」は、TANGZU(T-Force)社製の新開発ダイナミックドライバー1基に加え、中高域にBAドライバーを2基、超高域にSonion社製新世代静電ドライドライバーを2基搭載した新ハイブリッドIEM。同ブランド独自のチューニングポリシーを達成するべく、23ヶ月にも及ぶ開発期間を経て、構成やチューニング調整を施したと説明する。

2層化した独自のネットワークPCBを採用。これによって、解像度を維持しながらも超高周波や、各ドライバー性能を引き出せるとアピールする。また合わせて、人の安全聴力レベルでも安定した性能を充分に維持するとしている。

ダイナミックドライバーには、新しい合成方法「クロロプレン・モノマー」を活用したという、新開発の「ネオプレン・ダイアフラム」を搭載。これは加硫ゴムのような素材で、弾性、耐摩耗性、安定性に優れ、大気の変動にも強いとのこと。加えて、圧縮変形に対する耐性や、ひどくねじれた後の回復にも優れているという。

このネオンプレン・ダイアフラムを搭載することで、音質面では歪みが少なく、透明度を損なわない驚異的なダイナミクスと、広々としたサウンドステージを実現するとしている。また、低音域のレスポンスも改善がなされており、透明でクリーンな低域によって、深みのある音を表現するとのこと。

静電ドライバーには、Sonion社製「EST65DB01」を搭載する。高効率で自然な高周波によって、自然な楽器の音と、風通しの良いダイナミクスを実現するという。

さらに、ダイナミックドライバーと他ドライバーのサウンドをシュミレートするために開発された、「L.F.C Pro technology」(Low Frequency filter Conversion Pro)を採用。これによって、BAドライバーの高高域や低低域を維持しながも、ダイナミックドライバーのフロントキャビティーでの相互干渉を抑制し、両ドライバーの分離感を抑えると説明する。

また、フロントキャビティに特別なデザインを施したベントを配置することで、ダイナミックドライバーと外耳道両面での気圧を、適切に調整するとのこと。

6N OFC導体のケーブルを付属し、イヤホン本体との着脱端子には2pinを採用。再生周波数帯域は20Hz - 40kHz、インピーダンスは20Ω±1Ω(1kHz)、感度は104dB±1dB SPL/mW - 1kHz。

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