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公開日 2025/10/31 09:00
今年は3名が顕彰

2025年度「音の匠」は電子楽器の開発と普及に尽力したローランド菊本氏、ヤマハ中田氏、コルグ三枝氏の3名

編集部:太田良司

一般社団法人日本オーディオ協会は、2025年度の「音の匠」として、菊本忠男氏(ローランド元代表取締役社長)、中田卓也氏(ヤマハ取締役会長)、三枝文夫氏(コルグ監査役)の3名を顕彰すると発表した。




「音の匠」顕彰者3名


日本オーディオ協会では、1877年12月6日にトーマス・エジソンが錫箔円筒式蓄音機を完成させ、音を記録・再生する技術が発明されたことから、同日をオーディオの誕生日として「音の日」と定め、音を通じて文化創造や社会貢献をした人々を「音の匠」として顕彰している。


3名は、電子楽器の開発および普及に多大な貢献をし、オーディオ業界の発展に大きな影響を与えたことが顕彰の理由だとオーディオ協会は説明。


日本オーディオ協会では、音の日の前日である12月5日に顕彰式を実施。その後に、顕彰者3名をパネリストにしたトークセッションも実施するとのこと。トークセッションはオーディオ協会 の小川理子会長が司会を務め、特別ゲストとして、元カシオペアのキーボード奏者である向谷 実氏が登壇する。なお、顕彰式および音の日イベントは同協会の会員および招待者限定で実施される。


同協会が発表した選考理由の全文は下記の通り。



選考理由


菊本忠男氏、中田卓也氏、三枝文夫氏の 3 名は、日本の電子楽器の発展をリードし、その成果は新しい音楽文化の創造に寄与するとともに、音楽業界およびオーディオ業界の発展に大きな影響を与えてきました。
日本が世界に誇る電子楽器技術の礎を築かれた功績に敬意を表し、「音の匠」として顕彰いたします。

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