エソテリック、アナログ盤「名盤復刻シリーズ」に『シベリウス:交響曲 第1番&「カレリア」組曲』など2作品
編集部 : 伴 修二郎エソテリックは、同ブランドのアナログレコード「名盤復刻シリーズ」から、『シベリウス:交響曲 第1番&「カレリア」組曲』『ブラームス:ピアノ協奏曲 第2番』の2作品を、11月15日(土)に発売する。価格はいずれも6,600円(税込)。
「ESOTERIC名盤復刻シリーズ」のアナログレコードは、同社独自の技術を駆使して開発した「Esoteric Mastering」によるリマスタリングと、こだわりぬいたカッティング作業を施し、「アナログ新時代」を告げる作品に仕上がっていると謳っている。
いずれもエソテリック正規特約店の独占販売で、主にオーディオ販売店での取り扱いとなる。各作品の特徴は以下の通り。
■シベリウス:交響曲 第1番&「カレリア」組曲
若きマゼール、その華麗なキャリアをスタートさせた時期の溌剌たる記録
若き指揮者・音楽監督として飛ぶ鳥を落とすかの勢いがあったマゼールとウィーン・フィルの初録音にしてデッカ録音の最初期の記録。マゼールの鋭敏な感性と刺激に満ちた解釈を刻印した名盤として知られ、発売当時から録音の評価が大変高かったアルバムを、国内盤としては1979年以来約46年ぶりのアナログレコードでのリリース。
ロリン・マゼール指揮
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
[録音]1963年9月(Symphony)、1963年3月(Suite)、ウィーン、ゾフィエンザール
[LP初出]DECCA SXL-6084(1964年)
[日本盤LP初出]LONDON SLC-1316(1964年)
■ブラームス:ピアノ協奏曲 第2番
不滅のブラームスの名演がリフレッシュされたLPとしていまここに蘇る
バックハウス+ベーム+ウィーン・フィル 20世紀ドイツ音楽の伝統が結晶化された永遠!
20世紀ドイツを代表する巨匠ピアニストにしてドイツの精神主義を体現化した音楽家ヴィルヘルム・バックハウス。巨匠カール・ベーム指揮するウィーン・フィルと1967年に録音したこのアルバムは発売以来一度たりともカタログから消えたことのない、まさにエヴァーグリーン的な名盤で、国内盤としては1993年以来約32年ぶりのアナログレコードでリリース。
ヴィルヘルム・バックハウス(ピアノ)
カール・ベーム指揮
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
[録音]1967年4月、ウィーン、ゾフィエンザール
[LP初出]DECCA SXL-6322(1967年)
[日本盤LP初出]LONDON SLC-1638(1967年)