リンジャパンは、LINN（リン）の中核ネットワークプレーヤー「SELEKT DSM」シリーズに装着できるモジュールについて、スピーカーを3ウェイ・EXAKTシステム化するための割引パッケージを発売する。ステレオDACモジュールとパワーアンプモジュールが2本ずつセットになっており、個別に購入するよりお得に購入できる。

ラインナップは以下の通り（すべて税込）。
SELEKT EX-OA　2,090,000円＝ORGANIK DAC搭載モデル
SELEKT EX-KA　1,210,000円＝KATALYST DAC搭載モデル
SELEKT EX-SA　550,000円＝STANDARD DAC搭載モデル

リンのパッシブスピーカーは、通常のスピーカーとしての使用のほか、内蔵クロスオーバーをバイパスし、EXAKTによるデジタルチャンネルデバイダー＆マルチアンプ駆動ができる設計となっている。今回のパッケージは、既存のSELEKTシステムに2本のモジュールを追加し、3ウェイ・EXAKT化を実現するためのもの。

今回のパッケージでEXAKT化が実現できるスピーカーは、「360 PWAB」「150」（現行モデル）、「CUSTOM 2K」（一部生産完了）、「109」「ESPEK」「KELTIK」「NINKA」（生産完了）などの3ウェイモデル。

EXAKT化による音質的なメリットについては、下記の生形三郎氏の記事を参照のこと。

またリンの社長であるギラード・ティーフェンブルン氏もインタビューにおいて、「（EXAKTスピーカーとしての使用のほうが）音質的にも圧倒的に良い」と語っており、合わせて参考にしてほしい。