上海インターナショナルオーディオショウ、7/11 - 13に開催。当編集部も初取材予定!
編集部:筑井真奈中国・上海にて「第32回上海インターナショナルオーディオ&ビジュアルショウ」(Shanghai Int'l Top Audio-visual Show、以下TAS)が、7月11日(金)から13日(日)まで開催される。PHILE WEB編集部も今年はじめてこのショウを訪問し、現地からレポートをお届けする予定だ。
TASは、1993年に上海でスタートしたハイエンドなオーディオとビジュアルに特化したイベントで、以前はShanghai International Audio-Visual Show(SIAV)の名でも親しまれていた。
会場は、上海の中心街にある上海インターナショナルコンベンションセンター。黄浦河のほとり、上海のシンボルである中国で最も高い上海タワーのすぐそばに位置する。ホテルと会議場が一体となっており、国際会議もしばしば開催されるなど、海外からの訪問者にとってもアクセスの良い立地となっている模様だ。
中国のオーディオショウは、広州、上海、北京、深圳など各地で開催されている。各国のショウに出展するメーカーに話を聞くと、規模としては広州が最も大きいものの、上海の発展は近年非常に著しいのだという。経済・金融の中心であることに加え、地の利を活かし積極的に国内外の出展メーカーの誘致を働きかけている、という側面もあるようだ。
数年前までは香港オーディオショウがアジアの“ハブ”としての役割を果たしていたが、近年は政情不安の影響もあり、より中国の本土(メインランド)の重要性が増してきている。アジアの次なる“ハブ”となるオーディオショウとなるべく、中国各地のオーディオショウもしのぎを削っている、という状況であるようだ。
TASも、参加社は200以上、参加ブランドは2,000以上と発表されており、昨年の来場者は3日間で35,000人を超えるという。HiFiオーディオブランドの出展が多くを占めるが、デスクトップオーディオ向けのエリア、ヘッドホン再生向けのエリアなども用意されており、若い世代へのアプローチも積極的に仕掛けている。
成長著しい上海オーディオショウ、現地からのレポートをどうぞお楽しみに!
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