天面部に傾斜があるメインスピーカーにも設置できる

ELAC、広いスイートスポットを実現したスーパー・トゥイーター「4PI PLUS V」。磁気回路も改良

公開日 2024/01/26 00:00 編集部:長濱行太朗
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ユキムは、ELACブランドのスーパー・トゥイーター「4PI PLUS V」を2月1日に発売する。価格は506,000円(ペア/税込)。

「4PI PLUS V」

世界最薄0.005mmのリボン振動板を採用した360度放射の無指向性スーパー・トゥイーターであり、周波数特性は3.5kHz〜50kHzをカバー。12mm幅のリボン振動板を帯状リングにしたことで横方向の拡大、ホーン形状のキャビネットデザインによって縦方向のエリアも拡げることで、広いスイートスポットを実現している。

能率は85〜91dB(2.83V/m)で、幅広いスピーカーシステムとマッチ。バイアンプ駆動にも対応しているため、92dB以上の能率を備えるスピーカーシステムにも対応が可能。また、4PI PLUS Vは、従来モデルよりも磁気回路を改良することで、セッティングの汎用性も高めている。

ベース部を回転させることで天板に傾斜があるスピーカーでも平行を保った設置が可能

共振を抑制したアルミ・ダイキャスト製のキャビネットには、高品位なフィルターと保護機能を加えたクロスオーバーネットワークが内蔵されているため、ユーザーのメインスピーカーと並列に接続できる。スーパー・トゥイーターのベース部は、回転させることで傾斜のある設置面でも平行を保つことができる機構が採用された。

クロスオーバー周波数は、10kHz/12kHz/15kHzから切替が可能で、ゲインは-3dB/0dB/+3dBの設定が行える。インピーダンスは6Ω。外形寸法は139W×134H×161Dmm、質量は2.7kg。

底面部でクロスオーバー周波数を変更できる

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