「LSX II」をよりリーズナブルに

KEF、低価格化を実現したワイヤレススピーカー「LSX II LT」。税込137,500円

公開日 2024/01/19 09:00 編集部 : 伴 修二郎
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KEFは、ワイヤレススピーカー「LSX II LT」を1月25日より発売する。価格は137,500円(セット・税込)。

「LSX II LT」

2022年に発売された「LSX II」の派生モデル。LSX IIのテクノロジーや機能を踏襲しながら、一部機能を制限することでよりリーズナブルな価格を実現した。コンパクトなサイズながら没入感あるサウンドを提供するとアピールしている。

ドライバーユニットにはLSX IIと同様に第11世代「Uni-Qドライバー」を搭載し、原音に忠実なサウンドを実現する。独自のDSP「Music Integrity Engine」はUni-Qドライバーに合わせて最適化され、クリアで正確かつ引き締まったサウンドを再生するという。

デスクトップ設置イメージ

「W2ワイヤレスプラットフォーム」に準拠し、Spotify via Spotify Connect、Tidal via Tidal Connect、Amazon Music、Qobuz、Deezer、QQ Music via QPlay、Internet Radio、Podcastといった主要音楽サービスからのストリーミングを手軽に楽しめる。LSX IIに引き続きChromecastにも対応。なお、roon READYには対応していない。

Airplay2、Chromecast、UPnP Compatible、Bluetooth、Wi-Fiを含むワイヤレスストリーミングに対応。入力ソースはネットワーク接続が最大384kHz/24bit、光デジタル入力時が最大96kHz/24bit、USB Type-C接続時が最大192kHz/24bit、HDMI接続時が最大PCM 1.411Mbpsの入力に対応する。

低域用70W、高域用30WのクラスDアンプを内蔵し、SPLは最大102dBを実現。KEF Connectアプリと連携し、部屋のサイズや空間密度に応じたサウンド調整が行える。

USB Type-C、HDMI(ARC)、RJ45 イーサネット(ネットワーク)、TOSLINK光、左右スピーカー間接続用のUSB Type-Cの各入力端子と、サブウーファー専用出力端子を備え、USB-Type Cによる有線接続もサポートする。3.5mmステレオミニは未搭載となる。

スマートホームアプリと連携し、コントロールインターフェイスから音楽のブラウズ、ソースの選択、再生・一時停止、音量調整などのコントロールが行える。プライマリスピーカーからセカンダリスピーカーへの電源供給にも対応する。

デザイン面では、イギリスのインダストリアルデザイナー・Michael Young氏監修による「モダンで美しいデザイン」を採用する。カラーバリエーションにはグラファイトグレー、ストーンホワイト、セージグリーンの3色を揃え、どんなインテリアにも合うとアピールしている。

ストーンホワイト

セージグリーン

本体下部にはマウントインサートを備え、別売のP1デスクパッド、S1フロアスタンドを簡単に取り付けられる。特別に設計されたC-Linkスピーカー間ケーブル(別売)は長さが8mあり、スピーカー配置の自由度を高めることができる。

推奨再生フォーマット(ネットワーク)として、DSD/FLAC/WAV/AIFF/ALAC/AAC/WMA/MP3/M4A/LPCM and Ogg Vorbisをサポート。MQAには対応しない。周波数特性は49Hz - 47kHz(-6dB 85dB/1m計測時、スピーカーの設定により異なる)。

Bluetoothバージョンは5.0に準拠。外形寸法は155W×240H×180Dmm、本体質量は6.8kg(1セット)。付属品として電源コード、左右スピーカー接続ケーブル(3m)、赤外線リモコンなどを同梱する。

なお、発売に先駆けて1月18日より、公式オンラインストアおよびKEF Music Gallery Tokyoにて、「LSX II LT」の先行販売をmyKEF会員限定で行っている。無料登録のmyKEF会員は、限定オファーや新製品情報のいち早く入手、イベントへも優先して参加できる。

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