2024年1月より順次

完実電気、カナダ「Kanto Audio」オーディオ部門の独占販売権取得。アクティブスピーカー「YU」シリーズなど発売

公開日 2023/12/26 12:57 編集部 : 伴 修二郎
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完実電気は、カナダの老舗ブランド「Kanto Audio」のオーディオ部門の独占販売権を取得したことを発表。併せて、パワードスピーカー、スピーカースタンド、ヘッドホンスタンドの3つのカテゴリーの製品を国内正規品として2024年1月より順次発売する。ラインナップの詳細(※価格はいずれもオープン価格)と予想実売価格(税込)は以下の通り。

アクティブスピーカー
■「YU2」
・MatteWhite/MatteBlack : 34,800円前後
・Walnut : 37,800円前後

■「YU4」
・MatteWhite/MatteBlack : 59,800円前後
・Bamboo/Walnut : 63,800円前後

スピーカースタンド
■Sシリーズ
・「S2」 4,980円前後
・「S4」 5,980円前後
・「S6」 8,980円前後

■「SEシリーズ」
・「SE2」 6,980円前後
・「SE4」 9,980円前後
・「SE6」 16,980円前後

■SPシリーズ
・「SP9」 9,980円前後
・「SP6HD」 13,980円前後

ヘッドホンスタンド
・「H1」 5,980円前後
・「H2」 7,980円前後
・「HH」 2,980円前後

Kanto Audioは、2007年にカナダ・バンクーバーにて「高品質でスタイリッシュなオーディオ製品を、お客様のライフサイクルを通じて優れた価値で提供すること」というビジョンを掲げて設立されたオーディオブランド。大手オーディオメーカーOEM製品の設計・製造の経験を活かした優れた品質、革新的なデザイン、競争力のある価格により北米を中心に人気を博している。

「YU2」は、シルドームトゥイーターとコンポジット・ドライバーを搭載し、クリアで豊かなサウンドを再生すると謳うアクティブスピーカー。3/4インチのシルクドームトゥイーターによってクリアで鮮明な高音域を、3インチのコンポジット・ウーファーによって歪みのない中音域と低音域を実現するという。

「YU2」

DAC機能を内蔵しており、PCのUSBポートから音楽ファイルを再生可能。付属の3.5mmケーブルをAUX入力経由で接続することもできる。また、特別設計の背面パスポートを採用しており、ワークスペースに低音を直接響かすことなしに、自然な低音域を実現することができるという。

「YU2」

「YU2」

コンパクトでスタイリッシュなためデスク上にもスッキリと配置できる。周波数特性は80Hz - 20kHz。外形寸法は100W×150H×135Dmm。

コンパクトに設置できる

「YU4」は、卓越したサウンドと使いやすさを兼ね備えた140WのクラスDアンプを搭載するオールインワン・アクティブスピーカー。フォノプリアンプを内蔵し、ターンテーブルも簡単に接続できる。

「YU4」

「YU4」

手作業で仕上げたキャビネットと高品質ドライバーの搭載により、クリアでバランスのとれたサウンドを実現するとアピール。1インチのシルクドームトゥイーターと4インチのKevlarウーファーが、クリアな高音とバランスの良い中音域で楽曲を忠実に再現する。

「YU4」

「YU4」

手作りのキャビネットでは不要な共振を抑え、より豊かで自然なサウンドを実現するという。Qualcomm aptXとAACコーデックに対応したBluetooth機能を搭載し、ストリーミング音楽も高品質に楽しむことができるほか、TOSLINKを使用して外部DACやAV機器とも接続できる。

手作りのキャビネットによって不要な共振を抑える

Bluetoothバージョンは4.0に対応。入力端子は3.5 mmミニジャック AUX×1、RCA×1、Optical×2を装備する。周波数特性は60Hz - 20kHz。外形寸法は140W×220H×190Dmm。

「Sシリーズ」は、スピーカーの性能を最大限に引き出す高性能スピーカースタンド。様々なスピーカーに対応できるサイズの異なる全3種をラインナップする。

「S2」

波長が短い高周波は耳に向けない限り聞こえにくくなることから、スピーカーをリスナーの耳に向かって16度傾ける設計を採用することで、全ての周波数を逃すことなく聴くことができ、スピーカー性能を最大限に引き出せると説明する。

上部と底部にはフォームパッドを装備し、スピーカーの安定性を高め、共振を軽減する。本体は塗装仕上げを施したスチール製で、高い耐久性と耐振動性にも優れるという。カラーバリエーションはブラック/ホワイトの2色を用意する。

外形寸法/本体質量(ペア)は、S2が100W×340H×135Dmm/0.1kg、S4が140W×510H×200Dmm/1.3kg、S6が178W×60H×247Dmm/3.1kg。

「SEシリーズ」は、カンチレバー設計とシリコン製スピーカーダンピングを採用したスピーカースタンド。スピーカーキャビネットからの共振を吸収し、クリーンで歪みのないサウンドを生み出す。スピーカーダンピングの高いグリップ力で、スピーカーとスタンドを所定の位置にしっかりと固定できるという。

「SE2」

スピーカーをデスクから持ち上げて耳の位置に合わせれば、デスク上にダイレクトに置くときと比較して反響音を防止し、より鮮明なサウンドが楽しめるとアピールする。シンプルで美しいデザインと機能性を両立させ、カラーバリエーションはブラック/ホワイトの2色を展開する。

外形寸法/本体質量(ペア)は、SE2が142W×97H×115Dmm/1kg、SE4が211W×141H×140Dmm/2.3kg、SE6が224W×175H×175Dmm/3.7kg。

「SPシリーズ」は、スピーカーの表面振動による音の濁りを防ぐため、重量のあるスチールと独立気泡フォームパッドを使用することで共振を最小限に抑えるスピーカースタンド。サイズが異なる2種類のトッププレートを付属し、スピーカーに合わせた快適なフィット感を実現する。

「SP9」

各トッププレートは最大で左右に15度回転させることが可能で、スピーカーを最適に配置できる。カラーバリエーションはブラック/ホワイトの2色をラインナップする。

「SP6HD」

外形寸法/本体質量(ペア)は、SP9が110W×210H×180Dmm/3.5kg、SP6HDが178W×152H×215Dmm/6.2kg。

「H1」は、洗練されたシンプルなデザインを採用するヘッドホンスタンド。高さが25.7cmあり、ほとんどのヘッドホンのサイズに適合するという、クッション性にも優れたシリコン製クレードルを装備。幅530mmまでのヘッドバンドに快適にフィットし、ヘッドバンドに跡が残るのを防ぐ。

「H1」

本体はベース幅約149mmのスチール製で、最大約3kgの耐荷重を備え、転倒を防止するよう設計されている。ベース底部にはスタンドを固定するのに活用できるシリコンパッドも装備する。カラーバリエーションはブラック/シルバー/ホワイトの3色を用意する。外形寸法/本体質量は150W×257H×128Dmm/0.6kg、ヘッドバンド載置面サイズは40×530mm。

「H2」は、高さ約294mmを備え、ヘッドホンとデスクの表面の間に適切なスペースを確保できるヘッドホンスタンド。約8.9cmまでのヘッドバンドに適応するシリコン製クレードルを装備している。

「H2」

頑丈なスチールフレームを採用し、ヘッドホン転倒を防ぐ110mm×180mmの安定したベースは、底部にシリコンパッドも付属する。カラーはブラックのみ。外形寸法/本体質量は110W×294H×180Dmm/1.2kg、ヘッドバンド載置面サイズは10×910mm。

「HH」は、3M VHB接着テープを使用して各所に取り付けたり、デスク下部にネジ固定することでヘッドホンを引っ掛けられるヘッドホン用フック。デスクトップを傷つけることなくヘッドホンを設置できるとしている。

「HH」

シリコン製のクレードルを装備し、ヘッドバンドの圧痕を防止する。外観はシンプルで洗練されたデザインを採用し、どんなデスクトップにもマッチするとしている。カラーバリエーションはブラック/ホワイトの2色をラインナップする。外形寸法/本体質量は40W×36H×106Dmm/120g、ヘッドバンド載置面サイズは40×530mm。

なお、二子玉川 蔦屋家電において、一般販売に先駆けた先行展示販売を本日12月26日より開始している。


二子玉川 蔦屋家電
〒158-0094
東京都世田谷区玉川1丁目14番1号 二子玉川ライズ S.C. テラスマーケット
https://store.tsite.jp/futakotamagawa/

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