Sonus faberエディションも登場

Bassocontinuo、3段オーディオラック「LYRA」。日本向け専用設計

公開日 2023/08/21 13:08 ファイルウェブオーディオ編集部・筑井真奈
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(株)ノアは、同社が取り扱うイタリアのBassocontinuo(バッソコンティニュオ)ブランドより、3段ラック「LYRA」(ライラ)を8月21日より発売する。

Bassoccontinuo「LYRA」

標準のブラック仕上げの他に、Sonus faberエディションとしてウォルナットとウェンジの仕上げを展開。価格はブラックが385,000円(以下税込)、ウォルナットとウェンジが495,000円となる。

Sonus Faber仕上げもラインナップ。左がウェンジ、右がウォルナット

LYRAは同社の「CLASSIC LINE」に位置付けられる製品で、フルモジュラー構造となっており支柱や棚板などを自由に追加することができる。日本限定のカスタム・メイドモデルであり、長期使用における耐久性と利便性を備えているとしている。

LYRAの棚板部は剛性に優れたHDFを採用。標準的なMDFと比較して密度が高く耐久性に優れており、耐荷重も大きくなる。また製造時に高品質なポリエステル樹脂を使用することで、高剛性を確保するとともに共振や振動の減衰にも優れているという。

支柱は直径35mmφで、無垢の削り出しステンレスを採用、ダークグレーの半光沢塗料でコーティングしている。棚板間の支柱の高さは24.5cmとなるが、オプションの延長用支柱2種類(高さ5cmと10cm)をラインナップしており製品に合わせての高さ調整が可能。

支柱と棚板の連結部は、地震等を考慮した日本専用仕様となる。本来はスパイク接地となるが、日本向けにはよりリジッドに連結させる構造となる。また上位モデルと同様の連結構造「zero shaking」を搭載し、ネジを使用してより強固な連結を実現している。また棚板と支柱の間やスパイク受けにはカスタムメイド・ラバーを搭載し効率的に振動を減衰する。

左は本来のスパイク仕様、右が日本のために専用設計された連結構造

棚板と支柱の塗装には、湿度変化に強く長期利用を想定した特殊なポリエステル塗料を採用。支柱は2段階、棚板は5段階の塗装を施している。すべてイタリアの熟練の職人によって手作業で行われている。

棚板のサイズは660W×562D×25Hmmで、標準のラックの高さは670mm。耐荷重は1枚あたり70kg、3段セット組み上げ時の質量は35kgとなっている。またオプションとしてアンプボードとしても使用できる底板、棚板1枚+支柱のセット、5cmと10cmの支柱(4本セット)なども用意されている。

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