他社製プレーヤーソフトウェアでの再生互換性を向上

ティアック、DSD 11.2MHz対応の波形編集ソフト「TASCAM Hi-Res Editor」を機能向上アップデート

公開日 2016/04/08 18:34 編集部:小野佳希
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ティアックは、DSD 11.2MHz/PCM 384kHz 32bitに対応した波形編集ソフト「TASCAM Hi-Res Editor」をアップデート。Windows版/Mac版の両方で、本ソフトで編集したDSDIFFファイルの他社製プレーヤーソフトウェアでの再生互換性を向上させた。

「TASCAM Hi-Res Editor」UIイメージ

Windows版はVer.1.03、Mac版はVer.1.01の提供を開始。どちらもアップデート内容は共通で、本製品で作成したDSDIFFファイルをより多くの他社製プレーヤーソフトウェアでも再生できるよう互換性を向上させた。

加えて、DSFファイルを再生する際に『Play Frequency』を384kHz以下に設定すると、ファイル末尾でノイズが再生される不具合を修正。そのほか動作の安定性向上も実施している。

TASCAM Hi-Res Editorは、2chまでのDSD/PCMのハイレゾファイル編集が可能なソフトウェア。DSDは 11.2MHz、PCMは384kHz/32bitに対応し、DSD/PCM相互のファイル変換やサンプリング周波数などの変換、ファイルの分割、結合といった基本的な編集、イン/アウト点で指定した区間の変換/書き出しなどを行える。DSDのままインポート・編集を行うことも可能だ。

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