ジェイ・Z、マドンナ、アリシア・キーズ、ダフト・パンクらが集結

ロスレス音楽配信サイト「TIDAL」が“リローンチ”。マドンナなど著名アーティスト17組が出資

公開日 2015/03/31 17:06 編集部:小澤貴信
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約2,500万曲の楽曲をCDクオリティで配信するロスレス・ストリーミングサービス「TIDAL」は、現地時間30日にニューヨークにてリローンチ・イベントを開催した。

イベントにはジェイ・Zに加えて、マドンナやビヨンセ、アリシア・キーズ、ジャック・ホワイトら著名アーティストが集結した

TIDALはジェイ・Zによって3月に買収されていたが、今回「リローンチ」と銘打って大々的にイベントを開催した。イベントにはTIDALの株主として名を連ねる著名ミュージシャン17組が登場。各人が契約書にサインを行うパフォーマンスも行った。出資者として参加するアーティストは以下の通りで、彼らは自身のソーシャルメディアでも今回のTIDALのイベントを告知していた。

<株主として参加するミュージシャン(バンド含む)>
ジェイ・Z / ビヨンセ / カニエ・ウエスト / マドンナ / ダフトパンク / リアーナ / ニッキー・ミナージュ / コールド・プレイ / ジェイディン・スミス / ジャック・ホワイト / アッシャー / デッドマウス / ディディ / カルヴィン・ハリス / アリシア・キーズ / アーケード・ファイア / ジェイソン・アルディーン

また、月額19.99ドルでロスレス・ストリーミング配信が楽しめる従来の「TIDAL HiFi」に加えて、圧縮音源ながら月額9.99ドルで楽曲を聴ける「TIDAL Premium」がサービス開始されることも発表された。

またイベントに登場したTIDALの親会社であるAspiroの幹部から、米・携帯電話会社のスプリント、およびその親会社であるソフトバンクとのパートナーシップも発表された。どのような協業が行われるかなどの詳細は現時点で明かされていないが、ソフトバンクがTIDALに出資するという報道も一部にある。

TIDALは現時点で米国とイギリスでサービスを行っているが、日本では提供されていない。TIDALは今年のCESにて、メリディアンの提唱する新フォーマットMQAを使ったハイレゾ配信を行うと発表していた(関連ニュース)。また、リンのDSなどがすでにTIDALのロスレス・ストリーミングの再生に対応している(関連ニュース)。

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