MAYAさん自身が音にこだわったコンセプトを打ち出したアルバム

【AA144号情報】寺島レコード MAYA『bluesy MAYA in Hi-Fi』録音現場レポート

公開日 2012/02/23 17:20 季刊オーディオアクセサリー編集部
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2月21日より好評発売中の最新刊『オーディオアクセサリー144号』では、寺島レコードの人気シンガーで、“女子オーディオ”の副会長としても活躍中のジャズ・ラテンシンガーMAYAさんの新作アルバム録音現場をレポートしている。

録音現場でのMAYA

2月21日発売の季刊Audio Accessory144号

音にこだわった音楽制作は少なくないが、アーティスト自身が「音のクオリティにこだわったアルバムを作りたい」と作品のコンセプトを発案するのは稀なケース。この新作はMAYAさん自身が音にこだわったコンセプトを打ち出したもので、そのアルバム名も『bluesy MAYA in Hi-Fi』という。

オーディオ評論家で“女子オーディオの会”会長を務める林正儀氏がオーディオプロデューサーを務めているのも特徴のひとつであり、林氏の提案で、リスナーの感性を少しでも収録現場で生かすためにと、民生用のオーディオアクセサリーであるクリプトンのHRシリーズの電源タップやインシュレーターが現場で用いられている。

アルバムは「セントルイス・ブルース」「ホエン・ユア・スマイリング」「ダイナマイト」など、女性の内面性をテーマにMAYAさん特有の哀切感漂うブルージーな楽曲をメインに、ノリのよいニューオリンズサウンドも楽しめるものとなっている。

本アルバムの発売は2012年4月25日。ただし、3月にはアルバム発売に先行して、クリプトンHQM、e-onkyo music、ototoyという高音質配信主力3サイトから1曲(または2曲)を無料で試聴できるキャンペーンも予定されている。

今回『オーディオアクセサリー144号』に掲載された記事は、このレコーディング現場(2011年12月29〜30日)に張り付いていたオーディオ・プロデューサー、林正儀氏が自ら執筆。寺島レコード特有のシンバルの音がどういったマイキングで録られていたか、また、MAYAさんはじめ、ミュージシャン達がどんな雰囲気のなかで演奏・収録にのぞんでいたかがレポートされている。

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