真空管と半導体の増幅回路が選択可能

イースタン・エレクトリック社の32ビットDAコンバーター「Mini Max DAC」が発売

公開日 2010/08/27 16:37 季刊・オーディオアクセサリー編集部
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香港の新進気鋭の真空管アンプ、CDプレーヤーメーカーであるイースタン・エレクトリック社より、真空管と半導体の増幅回路が選択可能なDAコンバーター「Mini Max DAC」が発売される。


Eastern Electric DAコンバーター「Mini Max DAC」

「Mini Max DAC」の内部
取り扱いは管球アンプブランドのMELODY VALVE HiFiや「ディスクエナジャイザー」のAER社等の取り扱いを行うTRNとなっている。

同モデルは話題の32ビットESS 9018 DAC チップを採用。前述の通り、DAC出力は真空管増幅と半導体増幅の選択が可能で、真空管12AU7/ECC82 は増幅専用。本来の真空管サウンドを楽しむことができる。

32ビットDAC部

入力はUSBを含む5系統(RCA、AES/EBU、BNC、OPTICAL、USB)を装備。サンプリング・レートは 32kHz, 44.1kHz, 48kHz ,96kHzと192kHz(USBを除く)を備え、全てのフォーマットのデジタル変換が指先で行える。

さらにフェーズ・イン/アウトの切換えも可能で、録音位相の問題も容易に解決できる。すでに北米やヨーロッパでは、インターネット上の掲示板で「一番ホットなDAC」と評価を得ているという。

価格はオープンだが、95,000円前後での販売を想定しているという。日本での発売はこの秋を目指して準備中である。

いま最も熱いジャンルであるUSB入力搭載DACの新たな選択肢として注目が集まる。

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  • ジャンルD/Aコンバーター
  • ブランドEASTERN ELECTRIC
  • 型番Mini Max DAC
  • 発売日2010年9月
  • 価格¥OPEN(予想実売価格95,000円前後)
【SPEC】●周波数特性:15Hz-32kHz ●ダイナミックレンジ:129dB ●デジタル・インプット・インピーダンス:75Ω ●出力インピーダンス:真空管22k、半導体10k ●出力:真空管3V±0.5dB、半導体2.5V±0.5dB ●S/N比:真空管90dB、半導体95dB ●THD:0.5%(真空管)、0.02%(半導体) ●消費電力:12W ●AC入力:120V/230V/240V ●サイズ:280W×185D×70Hmm ●質量:3kg