帝国ホテルこだわりのジャズアルバムがLPとCDのセットで発売

公開日 2007/05/28 10:47
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インペリアル・ジャズ・コンプレックス オリジナルアルバム 新規録音アナログ盤LP&ライブCD
帝国ホテル東京、および帝国ホテル大阪では夏季恒例となっている屋内型ジャズフェスティバル『インペリアル・ジャズ・コンプレックス2007』を今年も開催する。開催日は東京が8月9日(木)と10日(金)、8月13日(月)と14日(火)が大阪となっている。


昨年の『インペリアル・ジャズ・コンプレックス』の様子
帝国ホテルは日本におけるジャズの普及に貢献したと言われている「ハタノ・バンド」を日本のジャズの創成期である1924年(大正13年)に専属バンドとして迎え入れて以来、ジャズと深い関わりを持ち続けている。

このような歴史を持つ同ホテルが、このイベントを開催するにあたり、「インペリアル・ジャズ・コンプレックス オリジナルアルバム」をリリースする。このアルバムは新規録音のアナログ盤LPとライブCDの2枚組み。初回版1000組を8月9日(木)から発売することになる。

今回発売されるアルバムは前田憲男、渡辺香津美、京谷弘司、MALTAなど「インペリアル・ジャズ・コンプレックス」の出演者が、今回のために新しくスタジオ録音したアナログ盤LPと、2004年の第1回から昨年までに開催した過去3回の「インペリアル・ジャズ・コンプレックス」のライブ音源から選曲・編集したCDの2枚1組のセットである。

アナログ盤LPはジャズの名曲であるチックコリアの「スペイン」や、ピアソラの「リベルタンゴ」など8曲を収録した200gの超重量盤。カッティングおよびマスタリングには世界的エンジニアであるJVCマスタリングセンターの小鐵徹氏を迎え、制作・技術などの面において匠の技を集結した帝国ホテルこだわりのジャズLPに仕上がっている。

一方のCDはプロデューサーである奥田英人氏が自ら選曲・編集したライブ音源である。パッケージはアナログ盤とCDがセットで収められる帝国ホテル特製ダブルジャケットで、日本ジャズ評論界の重鎮である岩浪洋三氏による解説入りである。価格は1万500円。販売は「インペリアル・ジャズ・コンプレックス」の開催日、あるいは帝国ホテル東京内のショップ、ガルガンチュワ(本館一階/10:00〜19:00)にて販売される。ジャズファン必携の注目盤の登場である。

(季刊・analog編集部)

『インペリアル・ジャズ・コンプレックス2007』
●内容:ホテル全館を使用する屋内型ジャズフェスティバル。日野皓正、山下洋輔、渡辺香津美、ペギー葉山、小沼ようすけらが夢の共演。総勢100余名におよぶジャズの祭典。
●日程:
帝国ホテル東京:2007年8月9日(木)・10日(金)
帝国ホテル大阪:2007年8月13日(月)・14日(火)
(各日13:30〜20:00)
●料金:\13,000

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