カメラータ・トウキョウ、マイスターブラス・カルテットの新作を発売

公開日 2002/07/11 16:48
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●(株)カメラータ・トウキョウは、プロフェッショナル金管四重奏団「マイスターブラス・カルテット」のウィーン録音第2弾となる新作『ウィーンからこんにちは』を8月20日にリリースする。

本作品は、草津音楽祭の「街角コンサート」で有名なマイスターブラス・カルテットが、3年ぶりにウィーンで録音を行ったものだ。曲目は下記の如く、冒頭のヒンデミットで始まって、ブラス音楽の原点とも言うべきガブリエリからペーツェル、シャイトに移り、後半を「ウィーンの音楽」でまとめたもので、楽しい金管アンサンブルのアルバムとなっている。

ロッシーニの「セビリアの理髪師」、モーツァルトの「フィガロの結婚」のアリアでは、ウィンナ・バリトンという楽器が使われている。この楽器は3年前にウィーンで購入した戦前に作られたというオリジナル楽器で、今日では入手不可能となっているものだ。

[夜明け]
  P.ヒンデミット:朝の音楽(1934年)
[チャペルにて]
  J.S.バッハ:主よ人の望みの喜びよ
  G.ガブリエリ:4声のカンツォーナ
  J.ペーツェル:午前10時と午後4時の音楽(塔の音楽より)
  S.シャイト:戦のガイヤルド
[森の声]
  H.ウェルナー:野ばら
  F.シューベルト:ます
  シェーファー:森の郵便屋
[バリトンは歌う]
  W.A.モーツァルト:「もう飛ぶまい、この蝶々」(フィガロの結婚より)
  G.ロッシーニ:「私は街の何でも屋」(セビリアの理髪師より)
[夜のマキシム]
  F.レハール:メリー・ウィドウより
  序曲/春花の咲く頃/ヴィリアの歌/ロマンス/さあ四阿へ〜王子と王女の物語〜マキシムに行こう
  /浮気ねずみの歌/唇は語らずとも/女、女、女のマーチ
[アンコール]
  W.A.モーツァルト:バター・パン
  F.ロー:のみのワルツ(猫ふんじゃった)
  J.パックストン:動物園に行こう

(季刊・オーディオアクセサリー編集部)


【タイトル】 マイスターブラス・カルテット / ウィーンからこんにちは
【録音】2002年2月11日〜15日 スタジオ・バウムガルテン、ウィーン
【品番】CMCD-25002
【価格】¥2,625(税込)
【発売日】2002年8月20日

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