公開日 2024/02/19 06:30

【ミニレビュー】アンダンテラルゴのスパイク受け、サイレントマウント「SM-7X」

<連載>オーディオアクセサリーひとくちレビュー
今年から新たにスタートした「オーディオアクセサリーひとくちレビュー」。今話題のアクセサリーを毎週1つピックアップして、音質改善のポイントをコンパクトにご紹介。今回は、アンダンテラルゴのロングセラーモデル、スパイク受けの「Silent Mount」(サイレントマウント)をスピーカースタンド下にセットして音質変化をチェック。

Andante Largo サイレントマウント「SM-7X」(ブラック仕上げ、4個セットで48,400円/税込)

高性能スパイク受けの代表格。音場空間が精密に描写される



アンダンテラルゴのスパイク受け「サイレントマウント」シリーズは、本体裏にキャンセルリングを組み合わせることでスパイク受けの共鳴を抑える「サイレントマウントテクノロジー」と、「徹底した低重心設計」が特徴だ。

「SM-7X」の裏側。金属素材特有の鳴きを抑える技術が組み込まれている

モデルチェンジを経るごとに性能を高めてきた、いまや高性能スパイク受けの代表格である。今回はスピーカースタンド底板に取り付けてあるスパイクの受けとして「SM-7X(BLACK)」を試してみた。

スピーカースタンドの下に組み合わせて使用

録音も優秀な『The Sound of TAKETOMI Island-OKINAWA』は三線や銅鑼で気になっていた音色の眩しさが嘘のように雲散霧消したうえ、それらの楽音の解像度が高くなっている。ノイズフロアもグッと下がった。

アブラス&フランダース歌劇場「マルコプーロス:オルフェウスの典礼」もナレーションの声からキツさがとれて聴き取りが容易に。さらに音場空間の前後が非常に精密に描写され驚いた。

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