【今年の素敵なお買い物】モバイルプロジェクターで特撮もディズニーも楽しめる!前田賢紀さん
PHILE WEBのライター陣の今年の購入した「お気に入りアイテム」を披露!今年春から連載「オーディオを、遊ぼう!」をスタートした前田賢紀さんのお気に入りは、Nebulaのモバイルプロジェクター「Capsule 3 Laser」。ひとりの時はプロレスを、家族と一緒にディズニー映画も楽しめる優れもの!
家族みんなで、いつでも楽しめる
ありがとう2026、よろしく2027! というわけでいつもの一日が一年でもっとも大きなステップとなる大みそかから元旦、つまりカモン新年到来!
こんな時期は振り返りにぴったり。というわけで今年春からの連載「オーディオを、遊ぼう!」でPHILE WEBにお世話になっているライター前田賢紀の「今年買った素敵なもの」です。
今年も一年、新旧いろいろ手を出したなあ〜と手帳を見返せば「〇〇到着!」とのワードが並んでいます。その購入リストの中で、私にとって、そして家族にとってもっとも「素敵!」とエンタメシーンのスタメン入りを果たしたのがモバイルプロジェクターのNebula「Capsule 3 Laser」。年初の購入でしたので間もなく2年目の付き合いが始まります。
私はもともとオーディオビジュアル共に興味があったわけではなく、主として本人の興味の対象はオーディオでした。実際のところ、今もっとも狙っているオーディオデバイスは10号リールが聴けるオープンリールデッキだったりします(笑)。そんな私がなぜプロジェクターをというと、これはテレビ環境の実態によります。
我が家はテレビ環境が貧弱(というより重きをおいていない)で、テレビは妻が独身時代に買った21インチのLED AQUOSという10年もの一台。であるにも関わらず、2歳、5歳の子供のためにアマプラとディズニープラスに入っており、つまり“狭い画面”で“サブスク”の“高品質なコンテンツ”を“四人揃って”観ているわけです。しかもサウンドバーもないため音声も知れています。「これではソフト(サブスク)に失礼だ!」と一念発起がそもそものきっかけ。
となれば普通なら大画面テレビに買い替え&サウンドバーの導入、とこうなるところですが、私も妻も大型テレビがどーんとあるのに違和感をもっているため、長らく買わなかったのです。そこで浮上したのがプロジェクター。サブスクで映画を楽しむと言っても『金曜ロードショー』『土曜名画劇場』よろしく週末メインとなれば、持ち運び、出し入れがイージーな小型プロジェクターが最適解です。
録り溜めたドラマを見ていたプロジェクターの思い出
私自身すごーく昔にプロジェクターを楽しんでおりました。それは忘れもしない、エプソンのドリーミオ「EMP-TWD1」。発売は2005年。私は直後に買いましたので20年も前になります。
当時は独身で壁際に家具を置かない、モノの少ない暮らし方をしていたので、付属のスクリーンは使わず、壁面に投写していました。DVDソフトを楽しんだのはもちろんですが、それより録りためてあった80〜90年代のVHSをよく観ました(まだS-VHSデッキを所有していたのです)。
新日本プロレスの『ギブUPまで待てない!!』とか『西部警察』などの男気系ドラマ。『カルトQ』などのフジ深夜番組や三宅裕司のドラマ(たとえば『弁護士富田茂作 42歳の純情』)などを当時のCM込みで! しかしながら、もともとVHS画質をただ大きく映すだけなので画像は粗く、またドリーミオ自体それなりのサイズだったため出し入れも面倒で次第に使わなくなってしまいました。
まさかのペットボトルサイズにびっくり!
それから20年経ってプロジェクターをリサーチしてみたら、まず大きさがペットボトルサイズというからもうビックリ! わたしまさしく浦島太郎。
「Capsule 3 Laser」の高さは160mm、直径78mmで重さが850g(いずれも約)ですから、手のひらサイズに偽りなし。このサイズって私が一眼レフを使っていた頃に奮発して買ったタムロンの「SP AF 28-105mm F/2.8 LD」よりちょい背が高いくらいだと判明! って比較対象が一般的じゃなくて全然伝わりませんね、すみません(笑) 。
先代にあたる「Capsule II」が“4年連続売上No.1”であること、かつ、音元出版主催「VGP2025受賞」(10万円以上バッテリー内蔵モバイルプロジェクター部門)だと知りさらなる興味をもつと、バッテリー内蔵ゆえコードレスで2.5時間投影可能! 最大120インチ! 賢い補正機能! レーザー光源で明るく先鋭な描写! そして特に声の通りが良いと感じるサウンドスケープ! VGP2025受賞も納得です。ちょっとキヤノンのLレンズを思わせる(?)デザインも好みでした。
チビたちのお姉ちゃんのほうは『ディズニープラス』が大好き。弟はYOUTUBEのキッズチャンネルあたりをうろついていましたが、私が『ツブラヤイマジネーション』に加入したところすっかりウルトラマニアになってしまい、現在進行形の『ウルトラマンオメガ』をはじめ、昭和モノの『レオ』『タロウ』『80』も楽しめており〜レオとアストラは兄弟だがウルトラ兄弟の一員ではない〜など言い出す始末(笑)。
元々映画好きの妻にも観たい作品はたくさんあるようですがなかなか時間がとれず、現在のところマイシアターの常連客はチビふたりとなっています。
聞きしに勝るこの一本! 言わずもがなですが、モバイルですのでキャンプや知人のホムパに持参することにも躊躇がありません。
みなさんも午年2026の新たな相棒に、この一本をいかがですか?
前田賢紀さんの今年の注目記事!

「やっぱCDでしょ!」モノ好きオヤジの心をくすぐる、オーレックスの一体型コンポが熱い!
2025/10/18

