6畳を巧みに活かして4K/90型&5.1chをビルトイン。映画もゲームも大迫力で堪能できる
防音仕様でいつでも気兼ねなく使える
「もともと映画を観るのが好きですし、ゲームやサッカー観戦、海外ドラマも大画面で楽しみたかったので、リラックスできるホームシアターがほしかったんです。家族と一緒ならリビングの方がいいですが、思い思いに好きなコンテンツを楽しむなら、専用ルームの方がいいと考えて、間取りを工夫しました」と、オーナーの高橋さんは当時を振り返る。
完成した部屋を見ると、白基調のリビングとは対象的なダークトーンの空間。約3m×3.5mの正方形に近い6畳間ながら、90型を導入した本格スクリーンシアターである。
取材前に6畳間と伺っていたが、そうは感じさせない開放感すら覚える部屋に取材班が驚いた顔をすると「5chあるスピーカーはすべて埋め込むことで、できるだけ床面が見えるように工夫しています」と、インストールを担当したクァンタムの土屋氏が教えてくれた。
機器の存在感を薄めつつ画音の臨場感も両立
大型のスピーカーなどを床置きすると物理的に狭くなってしまうし、何より音が近すぎてしまう。そこで土屋氏は5chすべてのスピーカーを埋め込むことでスッキリとしたシアター空間を提案。
見た目だけでなく、トゥイーター部が可変する埋め込みスピーカー、SpeakerCraft「Profile AIM7 Three」を使うことで音の定位を整え、椅子に座ったときに最適なサウンドになるように調整している。見えないところにもこだわりがたくさんある。
スクリーンは投写距離を確保するために、できるだけ壁に寄せた設置にして90型を導入。さらに、AVボードの造作も土屋氏が提案し、機器の存在感を薄めたことでここまでスマートな空間に仕上がったのだ。
「仕事のストレスから解放されるのが自分でもよくわかるくらい、ホームシアターで癒やされています(笑)」と、思い描いていた以上にシアターライフをエンジョイしているという。個室だから時間を選ばず使える、そんなメリットも感じているそう。
オーナーの高橋さんは高校生の頃から海外ドラマが好きで、サッカーはチェルシーFCのファン。バイクも好きでYouTubeでキャンプ動画を観るなど多趣味。シアターをヘビロテで使う人なら、やっぱり専用室が一番!
(撮影:広井一成)
高橋邸ホームシアター概要
HOME THEATER DATA ●住宅形態:戸建/新築 ●部屋の広さ:約6畳 ●画面サイズ:90型 ●サラウンド:5.1ch ●インストール内容:機器設置、システムプランニング、造作家具アドバイス ほか
SYSTEM LIST ●プロジェクター:エプソン EH-TW8400W ●ゲーム機:ソニー PlayStation 4 ●AVアンプ:ソニー STR-DN1080 ●フロントスピーカー:SpeakerCraft Profile AIM7 Three ●センタースピーカー:SpeakerCraft Profile AIM7 Three ●リアスピーカー:SpeakerCraft Profile AIM7 Three ●サブウーファー:パイオニア S-52W(B)
INSTALL SHOP/INSTALLER

ホームシアター茨城 クァンタム
茨城県守谷市けやき台3-12-7
TEL:0297-45-0099
営業時間:11時00分 – 20時00分
定休日:水曜日、第2木曜日、年末年始、GW、夏季(お盆)
ホームシアターの視聴室:あり
