iPhoneのホーム画面は「左下」を空けておくべき!その“納得”の理由とは?
ホーム画面へのアイコンの並べ方の自由度が飛躍的に向上し、画面のどの位置にもアイコンを置けるようになったことは、iOS 18での特に大きな変更点のひとつです。
iOS 17までのiOSでは、画面右上を起点に横書き文書のような順序でアイコンを並べていくことしかできませんでした。小さな画面だった昔のiPhoneではそれで問題なかったのかもしれません。しかし現在の大画面においては、指が届きにくい画面の上側からしかアイコンを並べられないのはちょっと不便でした。その点がやっと解消されたわけです。
しかも並べる途中のどこにでも「隙間」を空けておくこともできます。そこでおすすめしたいのが、ホーム画面の一箇所に空きスペースを作っておくというちょいテク。特におすすめの場所は左下の隅です。

貴重なホーム画面に空きスペースを残しておくその意図は、「いま(だけ)よく使うアプリの置き場所」として。例えば「海外旅行の間は翻訳アプリをよく使う」「新しくインストールしたアプリをしばらくは頻繁に試しまくりたい」みたいなとき、そのアプリのためにホーム画面の特等席的なスペースを確保するのって、他のアプリをあれこれ動かすパズルゲームみたいな厄介な作業になったりしませんか?そこでそういうときのためのスペースを常に空けておこうというわけです。

左下の隅を特におすすめする理由は、そこに置いたアプリをよく使う期間が過ぎてそれをどかしたときのことを考えてのこと。iOS 18でも残念ながら、アプリをどかすとその右隣以降に置かれていたアプリがその空いたスペースに勝手に詰めてきてしまう仕様は変更されていません。
なので例えば、ホーム画面中央付近のスペースに置いたアプリをその場所からどかすと、それ以降すべてのアプリの置き場所がずれてしまい、元に戻すのに一苦労。そこで「そこにアプリを置いたときのタップのしやすさが良好、かつそれをどかしたときに場所がずれてしまうアプリは最小限」な扱いやすいポジションが左下隅というわけです。

…みたいな工夫もできるようになったiOS 18ホーム画面のアイコン並べ。派手な新機能というわけではありませんが、iOSのこれまでの歴史において実はとても大きな変更と言えるのではないでしょうか。