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見られたくないiPhoneアプリ、Face IDでかんたんに隠しちゃいましょう!

公開日 2025/03/11 06:40 高橋 敦
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Face IDやTouch IDを使わないとそのアプリを開けないようにするロック機能は、アプリ個別の機能としてはこれまでにも搭載例がありました。

ですが、この機能を搭載していたアプリは少数。「このアプリには仕事上での機密性の高いデータも入れているからロックできたら安心なんだけどな」と思っても、そのアプリにも同ジャンルの他のアプリにも、ロック機能はなかったりしたわけです。

でもいまやもうそんなことはありません。iOS 18はアプリのロック機能をシステム標準で用意。どのアプリでも自由にロックできるようになりました。例えばあなたがいわゆる「案件」で楽曲やイラストを制作するクリエイターなら、音楽制作アプリやイラスト制作アプリをロックしておくこともできます。

手順も超簡単。以降「Face ID」表記で話を進めますが、Touch ID搭載iPhoneでも手順はおおよそ同じ。Face IDと書いてある部分をTouch IDに置き換えて読み進めてください。

ロックしたいアプリのアイコンを長押しすると表示されるメニューから、[Face IDを必要にする]をタップ。すると[Face IDを必要にする][非表示にしてFace IDを必要にする]という選択肢が表示されるので、そのどちらかを選びましょう。

シンプルなロック機能だけを設定するには、前者[Face IDを必要にする]を選べばOK。ロック設定を解除したいときは同じメニューから[Face IDを必要にしない]を選択します。

アプリアイコン長押しメニューで[Face IDを必要にする]を選択

続いてのメニューで[Face IDを必要にする]を選択すればロックされます


ロック解除は同じ手順から[Face IDを必要にしない]を選択

後者の[非表示にしてFace IDを必要にする]を選ぶとシンプルなロック設定に加えて、そのアプリのアイコンはホーム画面上からは消え去り、アプリライブラリ画面の[非表示フォルダ]内に移動されます。

[非表示フォルダ]はそれ自体がロックされており、ロック中はその中のアプリのアイコンさえも表示されません。つまりこの選択肢を選べば、アプリをロックするだけでなく、そのアプリの存在自体も隠せるわけです。セキュリティ的な安心感は最上級と言えます。

[非表示]フォルダはロック解除しなければその中にあるアプリのアイコンを見ることさえできません

ですが、代わりに、例えば「よく使うからいつでもさっと起動できるようホーム画面のいちばんタップしやすいところに配置しているアプリ」をこの設定でロック&非表示にしてしまうと、その素早く起動できる便利さは失われてしまいます。そういったことも考えつつ、ロックのみかロック&非表示かを選択するとよいでしょう。

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